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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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大泉寺の千手観音像が県文化財に

 県文化財保護審議会(森田龍義会長)が5日、有形・無形文化財として新たに6件を県文化財に指定するように県教育委員会に答申した。柏崎関係では大泉寺(大清水)の銅造千手観音菩薩(ぼさつ)坐(ざ)像が、貴重な彫刻として答申された。この後、県教委の議決を経て、県報で正式決定になる。

 この坐像は、大泉寺観音堂(国指定重要文化財)の本尊千手観音立像(秘仏、鎌倉時代)の前立ちとして、本尊厨子(ずし)の前に安置される。頭上に11面をいただく42臂(ひ)の千手観音像。頂上仏面を含んだ頭体幹部と両腰脇部を合わせ型で鋳造している。

 像高は56.2センチ。面ぼうは秀麗で、頭体各部の比例も整い、衣文も簡素にして均整がとれている。鎌倉時代(13世紀)半ばごろまでさかのぼる製作と見られる。同審議会では答申に当たって「この時期の金銅仏の中でも優れた造形表現を持ち、重要だ」としている。

(2008/ 3/ 6)

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