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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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烏帽子岩が高波で崩れる

 市内の景勝地の一つ、笠島の烏帽子(えぼし)岩(高さ約15メートル)が今冬の高波で崩れてしまった。地元では「柱岩」とも呼んで親しんできただけに残念がっている。

 烏帽子岩は、笠島の沖合に浮かぶ岩々の中でも「くの字」に曲がった独特な姿が印象的だった。柏崎を代表する風景として、市民会館のどん帳にも描かれたほどだ。夕日をバックに波間に浮かぶ烏帽子岩のシルエットは、写真愛好家の間で格好の被写体だった。

 地元の人の話では、烏帽子岩が崩れたのは、今年1月24日午後1時ごろ。この日は風速24メートル、波の高さ6メートルの大荒れだった。中越沖地震を耐え抜いてきた岩だが、とうとう波に倒された。

(2008/ 3/14)

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