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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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「越の誉音頭」のCD製作

 「酒なくて何のおのれが桜かな」。市内新橋、原酒造の杜氏(とうじ)・平野保夫さん(64)がこのほど、自身の作詞による「うまさ抜群 越の誉音頭」を収録したCDを製作した。中越沖地震からの復旧・復興への思いを込めたもので、長年の酒造り歌で鍛えたのどと、テンポのいい曲が元気づける。4月6日のカラオケ発表会でお披露目される。

 平野さんは同社に入社し、約45年。製造部長として酒造りを担当する。2006年度には県が卓越した技能者を認定する「にいがたの名工」の称号も受けているベテラン杜氏だ。この歌は、日本酒の消費が落ち込む中で、おいしい酒を楽しく飲んでもらって、酒の消費につながってほしいと、2年前に作詞した。

 3番までの歌詞は、なじみの店で、夫婦、友人と楽しく酒を交わす様子が盛り込まれる。平野さんは、柏崎のご当地ソングを作る宮川和子(和みさき)さんに作曲を依頼し、昨年6月に完成した。8月に予定された発表会は、7月の地震で中止。同社も大きな被害を受ける中で、平野さんはこの歌を口ずさみ、復旧活動に精を出した。  

(2008/ 3/26)

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