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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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半田小児童の俳句を歳時記に

 市内の俳句同好会「畔(あぜ)の会」(大塚広重会長、会員数19人)の編集で、半田小(田村秀一校長)の児童による冊子「俳句歳時記」がこのほどできあがった。財団法人・伝統文化活性化国民協会の支援事業の一環。校内の投句箱に集まった全作品を歳時記仕立てにした。

 「畔の会」は真貝葉月さん(65)=半田2=の指導で勉強会を重ね、100回を数える中で、地域の役に立ちたいと、同校に児童対象の俳句作りの活動を相談した。快い返事をもらい、昨年6月から校内に投句箱を設けた。休み時間などに書けるように、紙と鉛筆を用意し、児童たちから投句してもらった。

 寄せられた作品は「さんまですごはんにのせてたべたいな」「あさがおのたねがだんだんできてくる」など千句以上。「春の山」「えんま市」「運動会」「つらら」「お年玉」など季語によって春、夏、秋、冬、新年に分け、同校独自の俳句の辞書が完成した。  真貝さんは「子どもたちの作品に感性の豊かさを感じ、とうに忘れたものをもう一度振り返る機会になった。中越沖地震の時にも投句があり、勇気づけられ、励まされた」という。

(2008/ 4/ 8)

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