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市内でガソリンの駆け込み需要増
ガソリンにかかる揮発油税などの暫定税率の復活を前に、割安ガソリンを求める駆け込み需要が市内でも続いた。県石油商業組合柏崎支部(竹内捨男支部長、27組合員)管内では、原油価格の高騰もあって5月1日から値上げに踏み切る情勢だ。
竹内支部長は「各給油所は、暫定税率の復活と原油高による仕入れ価格の値上げの2段構えで、対応を考えているのではないか」とする。暫定税率が30日に衆院の法案再議決で復活した場合、暫定税率の上乗せ分に原油価格の高騰分4―7円を加え、ガソリンは1リットル当たり30円以上、軽油は20円以上の値上げになりそうだ。
給油所によっては25日の週末からこまめに給油をするドライバーが増えた。市内のセルフの給油所では「29日は夜10時ごろまで車列が続いた。30日夕方の勤め帰りはたぶんピークになる」。別の給油所では「ふだんの倍近い需要でタンクローリーの供給が心配」「ローリーで供給を増やすよう求めたが減らされた。足りなくなることはない」などと話した。管内では暫定税率の失効後、同税率分が上乗せされた3月中の在庫分について、給油所が負担承知で値下げに踏み切った。
(2008/ 4/30)
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