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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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たる仁和賀で復興へ熱き思い

 ぎおん柏崎まつりは2日目の25日、「たる仁和賀」へとステージを移した。昨年は中越沖地震で中止になり、2年ぶり。威勢のいいみこし、アイデアを凝らした山車で震災復興にかける市民の熱き思いを示しながらも、無情の雨で開会後1時間余りでやむなく中止になった。この間、姉妹都市の東京・東村山市から西宿はやし保存会が復興支援に駆けつけ、沿道の見物人に元気を贈る場面もあった。

 今年のたる仁和賀参加は、町内会や団体、グループなど42団体から約4000人。山車、仁和賀、みこしなど62台が市中に集まった。午後6時、まつり実行委員会の松村商工会議所会頭が「震災の復興、熱い市民の思いをこめた『たる仁和賀』だ。元気を出して、柏崎の夏を迎えるため頑張ろう」と告げ、パレードがスタートした。

 震災の影響で巡回コースは東本町1の市民プラザ前からフォンジェ前、ニコニコ・駅仲通りへ。「復興祈願」を合言葉にした町内・団体も多く、休日、夜間返上で取り組んだ力作の山車が通りに並んだ。いなせなはっぴ、はんてんにパッチ姿の参加者たちは「セイヤ」「セイヤ」のかけ声のボルテージを高め、豪快なもみ合いを繰り広げた。

 子どもたちは大人に交じり、カラフルな手作り衣装で大張り切り。リズムに乗せ、元気いっぱいのパフォーマンスを披露した。

(2008/ 7/26)

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