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北条北小で校舎お別れ式

 北条北小(石塚康也校長、児童数39人)は4月から北条南小校舎で合同授業を行うことに伴い、1日、校舎へのお別れ式を同校体育館で開いた。児童をはじめ、来賓や地元、学校関係者ら約200人が参列し、42年間の学びやの歴史を振り返り、感謝を込めて別れを告げた。

 同校は1967年、旧長鳥小と、旧中央小の一部が統合して創立。これまで健康推進学校「すこやか大賞」の受賞をはじめ、文化・スポーツ、植栽活動など幅広い面から歴史を刻んだ。本年度末で閉舎し、2009年度から合同授業、10年度に北条南小との統合が予定される。今春までの卒業生は1200人余りを数える。

 式辞で庭山知信・お別れ式記念事業実行委員長は「鉄筋の白い校舎は地域のシンボルだった。地域に根を張り、心の支えとなり、スポーツ・文化の拠点などとして大きな役割を果たした。中越、中越沖の2度の地震では避難所となって地域住民を支えてくれた」と振り返った。

 石塚校長は「校舎を閉じることはつらいが、北条北小の『明日を目指す精神』『助け合いの精神』は今後とも統合する小学校の子どもたちにも脈々と引き継がれていくと思う。北小で教え学び合ったことを誇りに、明日に向かって前進していきたい」と述べた。

(2009/ 3/ 2)

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