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市福祉センターの相談利用は513件

 市社会福祉協議会はこのほど、市総合福祉センターで開設している総合相談所の2008年1年間の利用件数をまとめた。総数で513件となり、中越沖地震の影響で約2カ月半休止した前年に比べ、100件余り多かった。

 総合相談所は地域福祉推進事業の一環。関係機関などと連携を図りながら、地域にふさわしい総合的な福祉サービスとして取り組んでいる。昨年で16年目。専門的な立場から幅広い相談に応じる一方で、専門機関の紹介にも当たる。

 まとめでは、昨年の利用件数は心配ごと相談が323件、次いで司法書士相談が90件、法律相談が84件、税金相談が9件。また、高齢者、障害者の財産管理、生活の心配ごと、制度の利用などに応じる成年後見相談は7件あった。

 心配ごとの内容別では、家族関係が最も多く77件。ほかは財産が69件、離婚が57件、住宅が23件、苦情が15件、生計、職業・生業が各13件、結婚が11件。全体の相談件数は、前年(400件)との比較で113件の増。土地の境界線など震災により発生した問題もあった。

(2009/ 3/ 3)

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