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柏崎原発でまた火災、作業員やけど

 5日午前9時前、東京電力柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋地下5階で出火し、自衛消防隊員でもある当直員3人が約30分後に消火器で消し止めた。通報を受けた柏崎消防署は10時半過ぎに鎮火を確認した。初期消火に当たった協力企業の男性作業員(39)が顔に軽いやけどを負い、救急車で病院に運ばれた。放射能の汚染や外部への影響はない。中越沖地震で同原発は全号機の停止が続いているが、地震後、構内での火災は8件目だ。

 東電によると、現場は原子炉隔離時冷却系ポンプ室で、放射線管理区域。出火当時、協力企業作業員4人がポンプの分解点検の準備をしていた。火気作業ではなかったが、危険物保管庫の洗浄剤を移し替えている最中に、近くにあった別の洗浄剤に引火した。作業との関連など原因を調べている。作業員は初期消火を始めたものの、煙が充満してすぐに消し切れなかったという。

 柏崎刈羽原発では昨年、地震後の火災多発が大きな問題となり、市消防本部と東電、地元行政などが今年1月末、防火安全対策協議会を設立して体制を強化したばかり。また、東電が7号機の運転再開の事前了解を地元に求めている中での火災となった。

(2009/ 3/ 5)

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