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高柳の「生紙工房」で短歌を記した書展

 市内漆島、故米山仙治さんと娘婿・光俊さん(70)の短歌を、書家の小林規子さん(66)が読みやすい筆文字で表現した書展が、市内高柳町門出にある高志(こし)の生紙(きがみ)工房(小林康生代表)で開かれている。会期は7月26日まで。

 同工房開設5周年を記念した「きがみ市」に併設しての展示。米山仙治さん(1997年3月に95歳で死去)は農業を営みながら、旧高柳町の町議や農協、森林組合の理事などを務めた。80歳の時、NHKの通信講座で短歌を学び、農村の風景や暮らしをテーマにした数多くの作品をつくり、地元新聞に寄稿。92年には娘婿で短歌に親しむ光俊さんらによって短歌集「柳郷の四季」にまとめられた。

 今回の書展は「厳しく、美しい雪国の風土と、そこで育まれたきれいな人間の心に触れ、魅了された」と、仙治さん、光俊さんの短歌にほれこんだ東京・港区在住で門出和紙の使い手でもある小林規子さんが、2人の作品から100点を選び、誰でも読みやすい文字で書いた。

(2009/ 4/30)

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