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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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保安院が刈羽村で住民説明会

 経済産業省原子力安全・保安院は24日、東京電力柏崎刈羽原発の耐震安全性の確認状況などについて、7号機の運転再開後初めての住民説明会を刈羽村で開いた。

 保安院は3月に市と共催で市民説明会を開催したが、保安院単独では2月以来で、約60人が参加した。7号機起動後のトラブルについて薦田康久院長は「安全上の問題はないことを確認している」と述べた。質問票で寄せられた30数問は、トラブル、耐震安全性に関するもの、防火対策が多かった。中越沖地震後の火災9件では消防の放水はなく、火災として扱うことに疑問も出された。保安院は「発電所の規模が大きいとしても、1997年以降、火災が多い」と答えた。

 7号機のトラブルについて、会場から「想定されたトラブルが簡単に起きるのは、起動前の対策を取っていなかったことの表れ。保安院のチェックも不十分」という声があった。保安院は「本格運転の前に不具合を洗い出し、対応することが大事。今後も起きる可能性がある。原因究明と再発防止が肝要だ」と答えた。また、再循環ポンプモーターケーシングについて「新しい基準地震動に対し健全性の余裕が少ない」という指摘には、「基準そのものに余裕がある。基準値を満たしているので耐震安全性がある」と答えた。

(2009/ 5/25)

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