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新市民会館の基本設計案、7日に説明会

 市は、仮称・新市民会館の建設に向け、基本設計案の第1回市民説明会を7日、市民プラザで開く。これに伴い、市内の公共施設などに基本設計案などの説明会資料を置き、多くの人の参加を呼び掛けている。併せて、今月15日まで意見募集も行っている。

 新市民会館はJR柏崎駅前の日石加工柏崎工場跡地で2012年3月末の竣(しゅん)工を目指す。市民の文化活動の拠点であり、新しい魅力を持った柏崎の顔となる建物で、震災からの復興のシンボルと位置づけられる。今年2月、設計者を公募型プロポーザルで募集し、審査の結果、環境デザイン研究所(東京港区)が選定された。

 基本設計案は全体配置図、基本設計における施設計画の考え方、新・旧市民会館の主な施設内容の比較、1・2階平面図、3・4階平面図・断面図、前ロビー・スカイステージの計画などで構成される。このうち、施設計画の考え方として「市民の芸術文化活動の中核施設として、“まち”と“人”を元気にする『新市民会館』」を据えた。

 基本方針に(1)市民の芸術文化活動を呼び起こす施設(2)誰もが利用しやすく、日常的なにぎわいを創出する場(3)柏崎市の新しい「顔」(4)震災復興の象徴――の4点。冬季の強い季節風を遮るため、北西側にホールを、東南側に市民利用の中心となるロビーを、敷地南側に「劇場広場」をそれぞれ配置する。

 また、がん木構造の都市廊、1階と2階をつなぐ前ロビーなどを設ける。ホールは舞台と客席の一体感が得られる掌(たなごころ)型2層式で、席数は1100程度(1階席700程度、2階席400程度)。小ホール機能を持つリハーサル室、大小の練習室、プレコンサートなどに利用できる前ロビーなどを提案している。

 説明会は7日午後1時半から3時半まで。定員は約250人で申し込み不要。

(2009/ 6/ 4)

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