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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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えんま通り再生へガイドライン作成

 中越沖地震から来月で丸2年。多くの店舗が損壊した「えんま通り」(市内旧本町7丁目)の再生に向け、住民、商店主らでつくる復興協議会(中村康夫会長)がこのほど、まちづくりガイドラインを作成した。11日、町内のトレーラーハウスで報道関係に発表したもので、今後住宅や店舗の建て替えなどの基本指針となる。この日はシンボルマークの募集、オリジナル手ぬぐいなどの説明もあった。

 同町内有志らは震災直後の2007年秋から毎週ワークショップを重ね、08年1月に「えんま堂」をシンボルにした復興ビジョンを、同年7月に復興まちづくり構想を作成。ガイドラインはこれに続く。「えんま通りらしい建物」「通りの連続性」「商店の個性を生み出す」などをテーマに、18項目からなる。

 この中で、建物の高さは通りの街並みになじむため、極力3階までとし、シンプルな切妻屋根を提唱。建物外観、瓦屋根の色彩にも配慮を求めた。また、木製アーケードによる快適な歩行者空間、隣接する敷地同士の中庭をつなぐ「お庭小路」などを提案した。運用には地元、建築士、外部の有識者らによる「街なみ検討委員会」(高野仁司会長)を構成。建物の建て替え、土地利用の変更の際には相談、協議を呼び掛ける。

(2009/ 6/12)

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