PHOTOニュース

柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

>>過去記事一覧
柏崎農協が来年、田中に農産物直売所

 柏崎農協(今井長司・経営管理委員会会長)が来年初夏の開設を目指している新規農産物直売所の概要が決まり、野菜生産農家への説明会、農産物加工教室なども始まるなど、具体的な準備に入っている。名称は公募で決めたいという。

 柏崎地域の農家は戦後、稲作中心が続き、近年は施設園芸に取り組む農家も見られるが、全体としては農家自家用の「少量多品目」。一部が個人や生産組織などで運営する直売所に並べられたり、市内のスーパーや小売店、首都圏で販売されている。このところ、米価の下落、肥料の高騰により米だけでは行き詰まりを感じる農家が増え、さらに地元産の安全・安心な食品への関心が高まる中、生産者、消費者から通年営業が可能な農産物直売所の開設を望む声が高まっていた。

 新直売所は地域の農産物・農産加工品を地域で消費していく「地産地消」の拠点施設として位置づける。農協が通年・常設で運営する初の本格直売施設でもあり、食農教育、農産加工・商品開発、イベント開催、異業種連携、農業の魅力発信などにも取り組む。

 農協ではこのほど、市内田中地内、中央柏崎基幹支店に隣接した工場跡地と建物2棟を購入。このうち、1棟(2階建て、延べ約1200平方メートル)を全面改装し、1階は約246平方メートルの農産物直売所を中心に、柏崎産ブランド米を販売する精米コーナー、肥料などの資材販売スペースを設置。パン工房、軽食コーナーも設ける。

(2009/ 9/17)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。