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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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子育て支援へフォーラム

 「母と子の絆(きずな)」をテーマにした「子育て支援フォーラム」(■=表記できない文字=啄=そったく=の機実行委員会、吉田真理代表)が6日、市民プラザで開かれた。絵本ライブや対談、コンサートなどを行い、約百人が命のつながりの大切さなどをかみしめた。

 同実行委の名称、「■啄の機」とは、師と弟子、上司と部下、母と子など両者の意識が高まり合った時、絶妙のタイミングで出会うことであり、人と人が出会うことの尊さを表した言葉。

 フォーラムは参加者同士がネットワークを広げ、行政や地域・関係団体などと連携・協力し合いながら、身近な子育て支援者として、いつでも、どこでも、誰にでもできる応援活動へ願いを込めた。6日は3部構成のプログラムで、110年の歳月を経た旧宮川産婦人科医院のオルガンをめぐり、所有者の宮川久子さんの「物語」から始まった。

 続いて、西川暁子・小さな絵本館サバト代表が、絵本「ハルばあちゃんの手」(文・山中恒さん、絵・木下晋さん)のライブを行った。海辺の小さな村に生まれ、ほくろのあるいい手で幸せになるといわれたハルを主人公に、暮らしを、愛をはぐくみ、死を見送った手の歴史を静かに語り、孫と盆踊りをするハルに命のつながりを託した。

(2009/12/ 7)

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