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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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地震被災の原酒造が新社屋

 中越沖地震で被災した市内新橋の原酒造(原吉隆社長、従業員約60人)でこのほど、再建を進めていた新社屋が完成した。暮らしに彩りを――と「酒彩館」と名付け、創業196年の蔵元の情報発信基地として22日にオープンする。

 同社は地震で敷地内の六割強の建物が全壊。2008年に酒蔵「和醸蔵」を、09年に倉庫を再建し、新社屋をもって完全復活を目指した。木造1部2階建て約460平方メートル。1階は中庭を囲んで多目的ホール、展示室、ショップ、試飲コーナーなど。2階は応接室など社用。「和モダン」のデザインで緑と憩いの場を目指し、館名は「酒のある楽しく豊かな暮らしで、生活に彩りを」という願いをこめた。

 正面玄関の扉やショップの展示台は倒壊した蔵で使われていたケヤキ材を、試飲コーナーの机は同じくマツ材を生かした。1928年まで同社の主力銘柄だった「鵜川」の看板や酒米の稲穂、精米のサンプルなどを展示し、社史と酒造り、各種銘柄を紹介する施設になっている。

(2010/ 4/14)

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