PHOTOニュース

創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

>>過去記事一覧
今冬の雪で市内山林被害多発

 今冬のドカ雪、気温の低さが原因で、市内の山林では例年以上に、成長期を迎えた杉の木などが折れたり、裂けたりしている姿が見られる。放置すれば木や山が荒れることにもなり、柏崎地域森林組合(村山常栄代表理事組合長)では「処理については、組合に相談してほしい」と山林所有者に呼びかけている。

 大きな被害をもたらしたのは、昨年暮れと今年1月の降雪。1日に降った雪の量が過去に例のないほど多く、しかも湿って重かった。通常、木の枝に積もった雪は、雪がやんで、少し気温が上がると、枝から自然に落ちる。しかし、今冬は寒い日が続いて、枝の雪が凍りつき、さらに雪が積もった。その雪が解け始めると再び凍る――という状態を繰り返し、いつまでも枝に雪が残ったという。

 このため、市内全域の山林で、枝や木の幹の途中から折れたりする被害が多発。50年以上も森林の育成・管理に携わっている村山組合長も「こんなに被害の多い年は記憶にない」と話す。また、市街地でも垣根や庭木に被害が続出しており、これまでにない様子だとする。

(2010/ 4/23)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。