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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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高柳で直接支払い制度の配分割合変更

 市内高柳町で進められてきた中山間地域等直接支払い制度を検証し、第3期対策に取り組んでいく「じょんのび高柳 2010農業・農村町民大会」が25日、高柳町総合センターで開かれ、交付金の活用方針や配分割合などを決めた。約150人が参加した。

 2000年にスタートした同制度で、旧高柳町は地域全体で農業の継続・振興を進める仕組みづくりを模索し、個人・集落・集落間の配分割合が3・4・3とする方式を採用。このやり方は「高柳方式」と呼ばれ、全国のモデルとなった。

 今年度から同制度の第3期がスタート。新たに、面積要件が緩和され、事前の取り組みで作り手がいなくなった際も継続できる集団的サポートなど、高齢者も安心して参加できる仕組みに変わった。

 町民大会では過去10年間の取り組みで、農道、水路など遅れていた施設整備や維持管理が大きく前進したと検証。市町合併、高齢化の進行はあるものの、共同化による地域農業継続への動きも見え始めたとして、個人・集落・集落間の配分を5・3・2に変更し、担い手の経営安定、平場との格差是正、集落の独自性の尊重を図るとした。

(2010/ 4/28)

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