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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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生紙工房で「高柳人の書」展

 市内高柳町門出の「高志(こし)の生紙(きがみ)工房」(小林康生代表)で3日から「高柳人の書」展が始まった。初日には、門出和紙の短冊に集まった人たちが筆で願いを書き、笹(ささ)に飾った。

 同展は小林代表と工房スタッフがかねてから企画していた。楮(こうぞ)を原料とした門出和紙は墨がにじまず、書には不向きとされるが、そんな中で高柳在住・出身の書に親しむ人から、高柳の自然をうたった俳句や短歌、詩、学校の校歌などを書いてもらい、展示した。

 出品は村田桂石さん、牧野廣圓さん、高柳書道教室(代表・吉川妍石さん)など合わせて19人。小学4年生2人を含む。約80点の展示で、いずれの作品も読みやすく、郷土に根ざした親しみやすい内容で、訪れた人たちの目を楽しませている。「風土の中で生まれた紙は風土の中で使われて一巡し、文化になる」と小林代表は話し、大勢の来場を歓迎。会期は9月3日まで(お盆は休館)。

(2010/ 7/ 6)

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