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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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原爆体験など切々と語る

 原爆や空襲の恐ろしさを風化させずに伝えていこうと、「ピカドンの話を聴くつどい」が24日、ソフィアセンターで開かれた。「核兵器廃絶平和都市宣言」を記念して館内で市が開催中の「原爆写真展」に合わせて、市民ら有志の実行委員会が企画。親子連れなど約80人が参加した。

 原爆の体験を講演したのは、県原爆被害者の会事務局長で新潟市の山内悦子さん(81)。父親の転勤で広島に住み、17歳で被爆した。息もできないほどの爆風や、背中が焼けただれ高熱を出して亡くなった父の様子を「今でも忘れられない」とし、広島の惨状と、自らも腹痛・下痢、髪の毛が抜けるなどの後遺症に長年苦しんだことを切々と語った。山内さんは「原爆のことをお話しさせていただくのは、あの時殺された人、後遺症で亡くなった人への鎮魂だ。核兵器を持っての平和はあり得ない」と強い口調で訴えた。

(2010/10/25)

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