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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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さいの神、中道は復活30年

 小正月の行事「さいの神」が9日、市内各地で行われ、縁起物の火が威勢よく燃えた。このうち、中道町内会(約170世帯)では、行事が復活して今年は30年の節目。冷たい雨降りにもかかわらず、子どもからお年寄りまで大勢の人が集まり、ほおを赤く染めながら燃える火を囲んだ。

 同地区では1982年、旧小国町出身で同地区に移り住んだ人の提唱で、「さいの神」の行事を復活させた。現在は有志でつくる保存会(中村栄一郎代表)が町内住民の新年の初顔合わせ、健康息災を喜び合う場として取り組んでいる。昨年暮れまでにカヤ刈りを行い、準備を整えた。

 今年も保存会員約30人が子どもたちと一緒に前日にわらで「道楽神」の人形を作ったり、縄をなったりした。9日は朝から高さ約10メートルの縁起物を組み立てた。午前10時過ぎ、「道楽神」に向かい、みなで「今年はいい年に」と祈りながら手を合わせた。

(2011/ 1/11)

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