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文学・平和アワードの表彰式。柏崎関係では4人が優秀賞、一中が特別表彰を受けた=8日、市民プラザ (2025/03/10)

東京電力柏崎新本社事務所の安全祈願祭であいさつする福田副社長(左)=7日、市内駅前2 (2025/03/08)

市内全中学校で行われた卒業式。卒業生は思い出を胸に学びやを巣立った=7日午前、一中 (2025/03/07)
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避難者に元気をと灯ろう押し合い祭り
刈羽村に春を告げる滝谷集落(68世帯)の灯ろう押し合い祭りが9日夜に行われ、勇壮なぶつかり合いを繰り広げた。東日本大震災の避難所になっている集会場にも案内を出し、避難者から拍手が起きていた。
祭りは弥彦神社の灯ろう祭りを下敷きにしたと言われ、1981年の復活後、中越・中越沖地震の時も続けた伝統行事だ。灯ろうは3台で、1台の重さ百数十キロ。木枠の台座の角に鉄を打ち付け、造花のキク、ボタン、ウメを飾り、照明を仕込んだ。
担ぎ手は白装束に黒帯、地下足袋、腰にちょうちんというスタイル。神社境内で安全を祈願し、各代表が「地震が収まるように」などと気勢を上げた。見物人が待ち受ける中、石段を下りた灯ろうは1台目が前に走り出して底を路面に打ち付け、別の2台が次々とぶつかった。笛、太鼓のはやしが盛り上げた。独特の掛け声とともに灯ろうは練り歩き、各所でぶつかり合いを演じた。
(2011/ 4/11)
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