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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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81歳前沢さんトレーニング室に通い1000回

 市内鏡町の税理士・前沢正司さん(81)が市総合体育館のトレーニング室に通い続け、今夏、利用回数が千回に達した。交通事故で車椅子生活になった妻・幸子さん(79)の介護のために体を鍛えたいと一念発起し、10年余り。妻の車椅子を押して散歩する前沢さんは「女房からうれしい、楽しいといってもらえるのが最高の喜び」と語り、さらなる目標を1500回にして、体力づくりに励む。 

 前沢さん夫婦は2000年2月、市内上輪の国道8号を車で走行中、凍った道路でスリップしたところを、後続のトラックに追突された。2人は救急車で市内の病院に搬送され、正司さんは2週間ほどで退院できたが、幸子さんは症状が重く、事故から5カ月後に退院。障害者手帳1級、介護度5という状況だった。 

 正司さんは妻の介護、食事の世話をしながら、気分転換にドライブ、散歩に連れ出した。市外の公園に桜の花見に行った時、平らな道があったのを知らずに、長い距離の土手を休み休みしながら車椅子を押し、へとへとに疲れた。「妻に何でもしてあげられるように、体を鍛えよう」と思い、トレーニング室通いが始まったという。

(2011/ 9/17)

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