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ハクチョウの親を追いかけて泳ぐ幼鳥=6日、市内西山町長嶺 (2025/01/10)
180年前から伝わる寄せ木造りの天神さま。縁起物の干し柿、サケの一のひれなどが供えられた=市内西本町2、丸小鮮魚店自宅 (2025/01/09)
冬休み明け最初の授業で元気よく手 (2025/01/08)
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二田物部神社で大震災復興も祈願し弓始め
市内西山町の二田物部神社(三嶋千穎宮司)で7日、伝統行事の御弓始(おゆみはじめ)の祭りが行われ、氏子ら約50人が今年1年の豊作と繁栄を願った。
この行事は毎年2月7日に行われ、武神である二田の祭神がこの地を平定し、農耕、漁法などを教えたという故事にならい、約300年前から伝わる。社殿から約20メートル離れた所に畳を立てて的を掲げ、その的の裏には「鬼」の文字が書かれ、邪気をはらう意味がある。
祭りでは三嶋崇史禰宜=ねぎ=(36)が「昨年3月に大きな震災があった。まもなく1年を迎えるが、一日も早い復興の祈願と地域の安寧を願いたい」と述べ、吉凶を占う神矢を放った。参拝者は杯を酌み交わしながら、1人ずつ順番に4本の矢を放って得点を競う「競射」をにぎやかに行い、的に矢が当たると、大きな拍手が沸き起こった。
(2012/ 2/ 8)
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