3 赤ちゃんの鼻づまり

赤ちゃんの鼻づまりは、お風邪でもないのに生じることがあります。赤ちゃんの鼻の穴は小さく、粘膜は敏感のため、ちょっとした刺激で鼻水が出ます。また部屋が乾燥すると鼻水が粘っこくなり鼻を詰まらせます。赤ちゃんは口呼吸が下手なので鼻が詰まると口で呼吸が下手なので、お乳が飲みづらくなり機嫌が悪くなります。鼻づまりがひどいと、ミルクを飲むのも大変になります。鼻づまりは鼻水がひどくて生じる場合と鼻の粘膜がむくんで生じる場合とがあります。鼻水が出る病気は、風邪です。でも風邪でも中耳炎や副鼻腔炎と言い、鼻水が色がつくこともあります。鼻水が出るときには抗ヒスタミン薬と言う眠気が生じる事のあるお薬を使用する事があります。
鼻詰まりを治すためのポイントは以下のとおりです。1歳以上のお子さんでは市販薬のビックス・ビポラップの胸に塗って体温で薬をかがせる薬も有効です。冬場は空気が乾燥しないように加湿器を使用する事。鼻水をスポイトで吸い取り、綿棒で鼻を掃除する。おぎた小児科医院で、鼻くそを吸い取ってもらう。お風呂の湯気で鼻の粘膜を湿らせ、詰まりをとる。ガーゼでお湯をしぼり、これを鼻の上にあてて温湿布の要領で暖めてあげる。おぎた小児科医院を受診され、痲黄湯という鼻詰まりの特効薬の漢方を使用されるか、プリビナという点鼻薬を薄めて薄めて鼻にさすか、チューブで鼻水をすうかが宜しいかと思います。