16 とびひ

とびひ(伝染性膿痂疹)はあせもや虫刺されを掻き壊し、爪のブドウ球菌が感染をおこすとなります。お風呂はこまめに入れてあげ、夜に限る必要はないので、日中も汗ばんでいるようなら入浴させて下さい。当然ですが、石鹸は使って下さい。首、脇、肘、膝、股などのくびれていて汚れやすい所と、とびひ部を丁寧に洗えば、あとはざっとでいいです。大人が手に石鹸をつけて、優しくそうーっとぬぐうようにしてあげるのがベストです。ひどいときには、シャワーですが、お風呂が全部だめということではありません。普段以上に、皮膚をきれいにする必要があります。外出したら肌が汗や汚れでべとついているでしょうから、夕方にお風呂・シャワーができると、ずいぶん肌の様子がよくなります。水遊びの後では汚れや塩素消毒が残っているので、お風呂場への直行をお勧めします(プール後のシャワーでは不十分です)。赤ちゃんや子ども達は水遊びが大好きですが、皮膚の汗なども流し肌をひんやりさせてくれますので、水遊び・行水をさせて下さい。このほか、下着、靴下など、身につけるものを、汗を良く吸うものにしておき、汗ばんだら、早め早めに交換することも大切です。子どもたちの皮膚のトラブルがおきないよう、気を配って下さい。