22 夜泣き

夜泣きはお母さん・お父さんにとって辛いものですね。日中は機嫌よく、おっぱいたっぷり飲んでいる赤ちゃんが、原因も見当たらず、毎晩きまって泣き出すことはあります。その前に夕方泣きといって夕方になると寂しくなるのか何故か泣き出す赤ちゃんもいます。赤ちゃんが泣き出すと、喉が渇いたのだろうか?暑いのか?寒いのか?うんちをされたのか?一通りチェックをいたしますが、それでも原因が判らないのが夜泣きの特長ともいえます。成長すればなくなりますが、夜泣きは親にとっても辛いもの。日中は機嫌も元気も良く、お乳もたっぷり飲み、ニコニコしている赤ちゃんが、夜、急に泣き出します。昼間の運動が足りずにいても夜泣きをすることもありますし、逆に、昼間にひどく興奮するようなことがあっても、夜泣きになることがあります(昼間の体験が夢としてでてきますが、怖いことだけではなく、はしゃぎすぎるような楽しい体験も、夜泣きのきっかけになることがあります。でも、これという原因が分からない事が多いです。眠りにつく時に興奮していると、眠りにくかったり夜泣きをすることがあります。日中、たっぷりと体を使って遊び、夕方から夜にかけても体力遊びに付き合ってあげて、その後は落ち着いた雰囲気を作って下さい。入浴も興奮するので早めにしましょう。お父さんが遅くに帰ってくるお家では、夜ではなく朝早く起こして遊んで下さい。 朝起きる時間から始まって食事・お昼寝などの生活リズムが、ある程度しっかりしていることも必要です。夜泣きを始めそうな時に早めに察知して、添い寝をしてあげたり、軽く背中をさすってあげたりも効果的です。それでもひどく泣く時は、少しの間、静かな遊びをしてつき合ってあげて、そのあともう一度寝かせると、ぐっすり眠ることがあります。泣いていると、どおしてもご近所の御迷惑かと思い家に閉じこもりますが、思い切って外の空気をすう意味でお外に出たり、夜のドライブも効果があります。もしお腹がすいているようなら、ミルクを飲ませても良いのですが、実際にはお腹がすいているわけではないですね。思い当たることをいろいろとしてみてもうまくいかない時は、あきらめてつき合って下さい。多少はほっておいてもいいと思います。親が寝れないほどの夜泣きの時は、赤ちゃんに抗ヒスタミン薬という痒み止めの薬を多めに御用意し、副作用の眠気をさそうか、漢方薬の甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)が劇的に効果のある事があります。まあ初めから特効薬の甘麦大棗湯を使えば良かったなんて思う事もあります。

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