13 お医者さんに行こう(重要:おぎた小児科医院の上手な受診の仕方)

小児科医院に子供が一人でお出でになることはほとんどありません。子供を連れてお出でになる人が、まったく子供の状況を把握できていない場合もありますね。例えば、一緒に住んでいない、おじいちゃんが連れてくることもあります。急な熱が出たなど緊急時は仕方がありませんが、出来ればお父さん・お母さんに経過のメモを作って頂けたら助かります。
・ 病気のお子さん以外の御兄弟が、診察のじゃまと言っては申し訳けございませんが、そのような形になる事もあります。少なくとも診察室の中は、静かに出来るように蟻さんの声でお願いいたします。また待合室に足の悪い高齢者がおられる時もご注意をして頂くと幸いです。
・ 母子手帳は大切な情報源です。ぜひお持ち下さい。熱が長引いた際は経過表をお持ちいただくと助かります。便に血が混じる際にもお持ちいただくと診断に役立ちます。
・ 耳鼻科で聴診もせずに喘息の薬が処方される場合があります。他の小児科や休日急患診療所を含めて他の医療機関を受診されている場合、お薬の内容は貴重な情報となります。2重の投薬にならない為にも、ぜひお持ち下さい。
・ 待合室に入る前に口の中に何も入っていないようにして下さい。あめなど誤飲の原因となりえますので、その時点で口腔内の診察は中止します。お子さんの診察が十分に出来ないと、結局困るのはお子さんですから、ぜひ口の中に何もない状況で待合室でお待ち下さい。
・ 具合が悪い時は、遠慮なく具合が悪いので先にして下さい!と伝えて下さい。
・ アトピー性皮膚炎などの湿疹は、人にうつす訳ではないのは御承知でしょうが、まだ判らない湿疹で受診される際には、待合室内に入らず、表示のインターホンを鳴らして下さい。スタッフが伺い適切な待合室に誘導します。