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子育ては楽しいけれど辛い!辛いけど楽しい!皆さんはどちらですか?

でも楽しいと思いたい!そうですよね。

疲労困ぱいしました。子育てとは老人介護にも似ている気もします。
同じく、朝日新聞からで、赤ちゃんと「会話」できずな・・欧米から育児法のタイトルです。
まだしゃべれない赤ちゃんと身ぶりで「会話」を楽しんだり、積極的に話しかけたりする育児法が注目されている。赤ちゃんと接する機会がないまま親になり、我が子とのコミュニケーションがうまくとれないケースが目立ってきている中、「きずなづくりのきっかけになれば」と期待されている。
★ベビーサイン
 米国の児童心理学者が書いた「ベビーサイン」に書かれています。身ぶりをしながら言葉を話しかけると、赤ちゃんはそれをサインとして覚え、自分でも使うようになります。要求や質問をする子もいます。
 例えば、両手のこぶしを上下にふると、「クマさん」。両手で頭をたたくと「アリさん」。1歳前後で、「もっと食べ物」「ボール、どこ?」などと「話す」例が紹介されています。お母さんが「クマ」を教えると坊やはすぐ覚え、数ヶ月で「ゴリラ」「飛行機」など10以上のサインを覚えました。ある日、アパートの階段で坊やが耳に手をあてるしぐさをした。「聞こえる」だ。近くで生まれたばかりの赤ちゃんの鳴き声が聞こえた。「聞こえるね」と母親が身ぶりで伝えると、坊やもニッコリ。「会話のようで嬉しかった。
 以前はぐずっても原因がわからず、イライラした。「あきらめずに子供の訴えをきくようになった。」と母親は話す。
『げんこつ山のたぬきさん』といった手遊び歌を知らない人も多く、若い世代には新鮮に写るようです。
最近の親の中には子供に目を向けず、子供が飛び切りの笑顔で微笑んでいるのに無関心で、「可愛いよ。見てご覧。」と話し掛けても、「そうですか?」と無反応の人もいるようです。言葉かけも減っています。オムツ換えも、昔は「すっきりしたね」などと語りかけたが、今は無言で換えるだけ。ベビーカーを押す姿も物を運ぶように感じるお母さんもいるようだ。
専門家は「子供に向き合うきっかけになり、親自身の感受性を磨いてもらええば」と話す。
★ベビートーク
親子の絆を深めるため、生まれた日から1日30分は語りかけよう。原則は
@話すようになる前からたくさん話しかける
A静かな環境でB二人きりで
C興味を示す内容を話す
D文章は短く、ゆっくり大きい声で赤ちゃん言葉を使う
これ自体は難しくはなく、仕事で時間が無い親にもできます。
「禁じ手」もあります。
@「これは何?」など答えを求める問いかけをしない
Aしゃべった言葉を直さない
B繰り返しをさせない。
これらが原因でしゃべらなくなった例もあると言われています。著書ベビートーク(日本語版『かたりかけ育児』小学館)では、0歳から4歳までの月例別に発達にあう語りかけ方、遊び方、おもちゃ、絵本の選び方があげられています。昔からの子育てが体系化されているところが、マニュアル世代むけです。話しかけをきっかけに、子供の表情、しぐさに注目するようになり、愛着やコミュニケーション能力が高まるはずです。話しかけが苦手な父親にも出来ると思います。
このとおりやらなければと負担に感じる必要はありません。ストレスが溜まってかえって逆効果。1日5分程度から始めてみては。
語りかけもサインも昔は当たり前だったと話すのは小児科医。子供は大人に話しかけながら言葉を覚える為、言葉のシャワーを浴びせる必要があります。子供のサインを読み取るのは子育ての基本です。ただ無理に覚えさせるのは悪い早期教育。一方通行の言葉は知能になりません。
子供の資質を決めるのは母子関係だけではありません。これさえやれば、性格や頭の良い子になるわけではありません。ぐずっているのに一方的に話しかけたりしては逆効果。育児にしてはいけないことはるが、せねばならないことはありません。
柏崎市 小児科 予防接種