Q37 子供の敏感肌は大人になれば良くなりますか?

A: 幼い子供の肌はまだ未熟。スキンケアを熱心にすれば肌の状態は良くなります。「敏感肌」という言い方が一般に浸透していますが、医学的な定義はありません。湿疹ができやすい肌、かぶれやすい肌と解釈すれば、子供の場合、思春期前までは、厳密にいえば皆が敏感肌であるとも言えます。それは、うるおいを保つ機能がまだ未熟で、大人と比べて刺激に弱いために、さまざまなトラブルを起こしがちだからです。アトピー性皮膚炎も、ごくありふれた疾患です。だからこそ、スキンケアは熱心に行ってください。肌を清潔に保つことと保湿することは、子供の肌をトラブルから守ります。こうしたケアを習慣にして育てると、小さい頃にいわゆる敏感肌だった子供でも、大人になるまでに自然とよくなるケースが多いようです。