Q40 子供でもUV ケアが必要ですか? 赤ちゃんは日焼けしてよいの?

A: 皮膚を健康に保つためには、子供こそ紫外線対策が大切です。紫外線の有害性が指摘される現在、子供もまた、大人と同じように紫外線の影響を受けているということを忘れないでください。UVケアというと、女性のシミ・ソバカス対策が頭に浮かびがちですが、実は誰にとっても必要なケアなのです。紫外線は、肌の老化を早め、皮膚ガンの大きな原因になるだけでなく、人体の免疫力も低下させてしまうことがわかっています。特に、これからの季節は紫外線量がピークに達します。外遊びのときには帽子をかぶるだけでなく、腕や脚、顔など、直接日が当たる部分には、日焼け止めクリームを塗ってあげるようにしましょう。しかも、長い人生のうちで、太陽の下で活動する時間は、子供時代がもっとも長く、生涯に受ける紫外線量の1/2は、20歳までに受けるといわれています。ということは、紫外線対策が必要なのは、大人よりもむしろ子供の方といえます。赤ちゃんの日焼けに関しては以前は母子手帳に日光浴をするようにと記載がありましたが、日光照射による影響が赤ちゃんの頃から長期間蓄積されると若々しい健康な皮膚が保てなくなり将来、皮膚がんの危険性も出てきます。赤ちゃんは紫外線が一番強い午前10時〜午後2時の外出をなるべく避け長時間日にあたらないようにすることも大事です。また無駄な日焼けは、避けてく、帽子や衣類で露出する皮膚を少なくされて下さい。赤ちゃんでUVケアーをしなくてすむようにするのが一般的な考えですね。