1 BCG

BCGの接種方法は管針法といってスタンプ方式で上腕の2ヵ所に押しつけて接種します。接種したところは乾燥させます。
BCGは牛型結核菌を弱めた生ワクチンです。接種後2〜3週間で接種局所に赤いポツポツができ一部に小さくうみをもったりします。約4週間でかさぶたができてなおります。これは異常反応ではなく、BCGがついた証拠です。包帯をしたり、バンソウコウをはったりしないで、そのまま普通に清潔を保ってください。自然になおります。
副反応としては接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常放置してかまいませんが、特にただれたり、大変大きく腫れたり、まれに化膿して自然にやぶれてうみが出ることがあります。その場合には,、BCGのジクジクとして治療いたします。リファンプシン軟膏(薬局で調合・リファンプシン1錠をバラマイシン10gに練りこむ)を医院で作り治療いたします。それと非ステロイド系のアズノール軟膏を重ねて塗布すればかなり改善いたします。
BCG
生ワクチン(BCG) 結核を予防します
接種時期
生後3〜6
か月までに。
柏崎市では、個別接種になります。御予約されましたら、カレンダーに赤丸を!ぜひ小児科専門医で接種されて下さい
接種の方法

●BCG接種接種は皮膚になじませたワクチンを針で押し込むようにする管針法といわれるスタンプ方式です。しっかりつけるため、かなり強く押します。

ワクチンは自然乾燥
そのまま自然に乾くのを待ちます。口でフーフーしたり、手で触らないように!

副反応
BCGの接種後、2〜3週間頃から接種部位が赤くふくらむのはBCGがついた証拠ですから心配入りません。

ときどき見られる副反応:赤くなったふくらみが膿をもつことも約1か月で自然にかさぶたになって治ります。

注意が必要な副反応:接種後わきのしたのリンパ節が腫れることがあります。

受診の目安:化膿がいつまでも治らなかったり、わきのしたが大きく腫れているとき

BCG個別接種の御注意

3-4ヶ月の小児に、“集団”で実施していたBCG接種が、“個別接種”に変更になります。
 BCG個別接種には、様々な問題、課題が存在しております。
 以下、問題点、課題を述べます。


*実施に当たり、接種されるお子さんの家族への説明不足と医師への説明不足があります。
ぜひ小児科専門医に接種をされて下さい。


接種率の低下⇒接種をしないことによる重症結核の罹患児の増加
 いままでは、高い接種率が、個別にすることで、接種率が低下する可能性があります。
 これにより、今まで、BCG接種により防ぐことが出来た乳幼児の重症結核感染に罹患する児が増加するかもしれません。


*接種による副反応、副作用(健康被害)への対応
@「コッホ現象
 結核感染を来たしてるお子さんにBCGを接種すると、接種後2−3日から接種部位の発赤があります。皆様の様に結核の感染のないお子さんの場合、通常1ヶ月から2ヶ月に普通現われる接種部位の変化(接種部位の発赤・腫脹、化膿)が、接種後早期に現われます。
 なお、皮膚のデリケートなお子さんでは、似た現象が現われるので、注意が必要です。

A全身播種性BCG感染
 BCGは、弱毒の結核に感染させて免疫をつける手法であり、通常の免疫保持者には有効な手法であります。
 ただし、中には、まれな疾患として、“先天性に免疫をもたない児”がおり、その児に対して、BCG接種をすると「全身播種性BCG感染症」を発症します。そしてそれを発症した場合、生命予後が非常に悪いとされています。
 BCG接種は、アメリカや中国では生後直後から接種可能でありますが、先天性の免疫不全の児ではないかどうかを出生直後に発見することは非常に困難で、3-4ヶ月の経過の中で、感染症のかかりやすさで診断されていきます。3−4ヶ月の期間を待つ意味で、3−4ヶ月健診時時に、BCG接種をすることが、一般的になっていきています。
そもそも、予防接種がきちんとできないこの日本で、集団接種の中で、見抜けていたものが、個別接種となった場合に、見抜けない可能性があります。

*BCG接種のトラブルとして
ケロイド:ケロイドをつくりやすい家族歴の方ではし、ケロイドになることもある。
・接種後の部位はを、アルコール綿でふかず、自然に乾かします。
・管針のキャップをつけたまま接種をした事が、実は昔々ありました。