home >> パソコンで楽しむ >> パソコンの「困った!!」助け舟INDEX | カーソルの位置がずれて数字を入力出来ない
この「困った!!」は、多くの場合はキーボードのテンキーで数字を入力した時だと思います。文字キーの1列目にある横に並んだ数字キーを使うと、カーソルは動かずに入力出来ると思います。NumLockキーを1回押すことで解決します。
ノートパソコンの場合は、数字に限らず文字入力の時に指がタッチパット(マウスパット)に触れて、ポインターやカーソルを動かしてしまう時があります。
デスクトップパソコンや、ワイドディスプレイのノートパソコンのキーボードの右側にある0〜9の数字を入力するときに使う「テンキー」は、縦棒の(文字)カーソルを動かす方向キーやPageUP,PageDown,Hoome,End の機能にも使え、一般的なテンキーでは左上隅にあるNumLock キーで切り替えできます。通常はこのNumLock キーが on で数字を入力する状態ですが、このキーを押すことにより off にすることが出来ます。on か off かはテンキーの上にあるLEDが点灯しているかどうかで判ります。(ノートパソコンではLEDが無いことがある)
NumLock(Numeric Lock数字ロック)キーは、押すたびに on off を繰り返します。意識しないで誤って押されると、文字入力が出来なくなり困惑します。キーボードの長い歴史の中で取り入れられている機能です。
従来のノートパソコンやディスクトップでも小型のキーボードでテンキーがないパソコンの場合は、文字キーの中央部分(7〜0,U〜P,J〜+,M〜/)がテンキーの機能を持っています。NumLockキーは、スペースの関係でキートップが小型になり他の機能キーと兼ねて、[Fn]キーと組み合わせ「NumLK」などと省略して表示されることがあります。
また、さらに省スペースの場合は、[F11 + Fn]などとファンクションキーとFnキーを組み合わせてキートップに表示が見つからないノートパソコンがあります。パソコン添付の取扱説明書(ガイド)に書いて無いこともあり、使用しているパソコンの機能を知っておく必要があります。
Fnキーなどと組み合わせて使う場合は、誤って押してしまう事は少ないと思います。
ノートパソコンで文字入力の時、ポインティングデバイスのタッチパットに指が触れやすい場合、タッチパットの機能を停止すれば、文字入力に支障が出ません。マウスでポインターを操作する場合は停止しておくのも一法です。 パソコンにより違うと思いますが、Fnキーと組合わせて[F9 + Fn]などで on off が出来ます。