odake's web page >> パソコンで楽しむ >> パソコンの「困った!!」助け舟INDEX | 順序の決まった連続したデーターの入力方法は?
Excelには順序が決まっている連続したデーターを、簡単に入力する方法があります。
Excelのセルの右下隅角にマウスポインタを合わせると、マウスポインタの形 が[+]に変わります。そのまま右か下へドラッグすれば、最初のセルの内容をド ラッグした範囲へコピー&貼り付けが出来ます。これが便利な「オートフィル」 という機能です。
最初のセルに例えば[1]と数値を入力して、上記のオートフィル機能を使うと、 ドラッグした範囲のすべてのセルに[1]が入力されます。
オートフィルをドラッグするときに、[Ctrl]キーを押しながらドラッグすると、[1][2][3][4]・・・と連続して入力されます。
[Ctrl]キーを使わないで、最初のセルの隣の空白のセルを含め選択してドラッグで、連続データーを入力する方法もあります。
数値の場合、たとえばセルA1に[1]、セルA2に[2]と入力し、2つのセルを選択してオートフィルを下方向にドラッグすると、[1][2][3][4]・・・と連続して入力できます。 同様に、[1][3]と入力してオートフィルを下方向にドラッグすると、奇数の連続データーになります。
最初のセル ドラッグされたセル
1月 [2月][3月]・・・
睦月 [如月][弥生]・・・
JUN [JUL][AUG]・・・
日 [月][火] ・・・
sun [mon][tue]・・・
子 [丑][寅]・・・
甲 [乙][丙]・・・
連続データーを入力できるのは、数値の外に右のものがありますが、これらは[Ctrl]キーを押さないで、オートフィルを下方向にドラッグする操作で連続データーが入力されます。
順序があり、次に続くデータが予想されるもの、数字と文字が組み合わさった データが連続データーになります。
既定値の外にもユーザーが設定した決まった順序で、連続して入力できます。
[Excelのオプション][基本設定][Excelの使用に関する基本オプション]の[ユー
ザー設定リストの編集]ボタンをクリックします。
([Excelのオプション]を出す方法は、Excel 2007では画面左上の丸いOfficeボタンをクリックして、下のExcelのオプションをクリック、Excel 2010では、[ファイル]タブをクリックし[オプション]をクリックします。)
Excel 2003の場合 メニューバーの[ツール][オプション]をクリックし、[ユーザー設定リスト]タブをクリックします。
[ユーザー設定リスト]のウインドウで、[リストの項目]内をクリックしてカーソ ルを入れ、たとえば「東,西,南,北」と半角コロンで区切って入力し、[追加]ボ タンをクリックします。
シートの連続したセルに連続データーが入力してあるときは、下の[リストの取 り込み元範囲]で追加することが出来ます。
最初のセルに例えば[1]と数値を入力して、オートフィル機能を使うと、 ドラッグした範囲のすべてのセルに[1]が入力されましたが、ドラッグで貼り付けした範囲の右下に[オートフィルオプション]のアイコン(ボタン)が表示されています。Excel2003 ではこの機能はありません。
このアイコンをクリックすると、リストが表示されて、[セルのコピー]が選択されています。
[連続データー]をクリックすると、[1][2][3]・・・と連続して表示されます。
オートフィルオプションボタンは、連続データーだけでなく、[書式のみ]
[書式なし]を選択することも出来ます。
(同じような機能に普通のコピー&貼り付けをした場合に、[貼り付けのオプション]ボタンがあります。こちらは選択できる項目が多くあります。)
セルの右下隅にフィルハンドルが見えなく、マウスポインタを載せても、マウス ポインタが[+]に変わらない場合があります。
[Excelのオプション][詳細設定][編集設定]の[フィルハンドルおよびセルのド
ラッグアンドドロップを使用する]のチェックボックスにチェックを入れ[OK]ボ
タンをクリックします。
Excel 2003の場合は、メニューバーの[ツール][オプション]をクリックし、[編集]タブをクリックし、[ドラッグ アンド ドロップ編集を行う]のチェックボックスにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。