home >> パソコンで楽しむ >> パソコンで「困った!!」の助け舟INDEX | Webページを開けない
Webページにあるリンクをクリックしてもページを開くことが出来ない。白い画面のタスクバーに「xxxxxの応答を待っています」などと表示されたたままだったり、ページが表示されても「Internet Explorer ではこのページは表示できません」などと表示される。
Webページが開けない場合の原因はいろいろありますので、どこに原因があるのか切り分けて探します。回線が混んでいる時は、時間をずらせて再度アクセスすると開かれるときもあります。
使っているパソコンで違うページが開けるなら、開こうとしているWebページに問題があるのか、クリックしたリンクのURLが間違っているかもしれません。
そのページを同じルーターを使っている違うパソコンで問題なく開かれるのなら、使っているパソコンに原因がありそうです。パソコンのハードや設定に原因があるか、Webページを表示するソフト(ブラウザ)の設定で[制限付きサイト]に指定しているかもしれません。
Webページは[パソコン]→[ルーター]→[プロバイダ]→[インターネット]→[Webページのサーバー]と辿ってデーターを受け取り、[Webページのサーバー]→[インターネット]→[プロバイダ]→[ルーター]→[パソコン]とパソコンに取り込んで、画面に表示します。この間のどこかで問題があると正しく表示できなくなります。
パソコンとルーター間を無線でつないでいるときは、無線の設定や別の機器の干渉も考えられます。LANケーブルのコネクタが抜けていたとか、ケーブルを取り換えたら改善されたこともあります。ルーターの初期化(電源を一旦切って暫くしてから入れ直す)をして改善されることがあります。
プロバイダのコンピューターの故障やメンテナンスのために接続できない時もあります。また開こうとしているWebページにアクセスが集中して、待機時間が長くなり回線が切断されるときもあります。
開こうとしているページのURL(リンク先)が間違っていれば開けないのは当然ですが、正しいURLが入力されても相手のWebページが引越しや削除されたり、サーバー自体にトラブルがあったりしている時は接続できません。古いWebページにあるリンクは、リンク切れになっていることがあります。
アクセスが集中しているときは、一定時間繰り返しアクセスを試みているので開かれるまで時間がかかることがあります。ブラウザのタスクバーで状況を確認できます。
開こうとしているページに問題があるときは、閲覧者は対処できません。しかし、使っているパソコンに問題があるときは対処できる場合があります。
Webページを表示するInternet Explorerなどのソフト(ブラウザ)では、一度見たページのデーターをパソコンのハードディスクの中に保存しておき、再度見るときに保存してあるデーターから素早く表示させ.変更がある場合は新たにWebから読み込む機能があります。保存されるファイルを[一時ファイル][キャッシュファイル]などと言います。
この一時ファイルが壊れたり、ページの更新があったとき新しいページを参照できない場合があるようです。一時ファイルを削除することで、少し時間がかかっても新しいページを表示出来ることがあります。
Internet Explorer 9 の場合の手順
[Cookie]を削除すると、ログインが必要なサイトにアクセスするときにID・パスワードを記憶していたものが無くなるので、入力が必要になります。
「プロバイダにつながらない。」「LAN接続が全くできない。」「ルーターにつながっていない。」というときは、パソコンとルーターとの間の接続を確かめ、ルーターの初期化を行います。
2016年12月 Windows10 光回線 NTT終端装置 Buffalo無線ルーター
新しいWindowsではトラブルが発生すると「診断・修復」の機能があり、「DSNサーバーが原因」などの情報を伝えたり、ルーターの初期化を促したりします。今回はプロバイダのサポートから教えてもらい、ルーターの電源を切ってから接続しているパソコンもシャットダウン(再起動ではない)して解決しました。
利用しているプロバイダのサポートによると、「v6プラスの上位プロバイダ側でトラブルがあったようだ」とのことでした。
無線LANでルーターに接続しているときは、同じ周波数を使う他の機器の影響を受けないようにLANケーブルでつないでみます。無線LANより確実に接続できます。
インターネットやLANではコンピューターをIPアドレスで管理されていますが、パソコンからは判り難いのでURLで呼び出しています。URLをIPアドレスに翻訳しているコンピューターがDNS(Domain Name System)サーバーです。このサーバーがうまく機能しないと正しくWebページを呼び出せません。普通は自動取得に設定されています。プロバイダによっては特定のIPアドレスを指定する場合があります。
Windows 7 の場合
利用しているプロバイダからDNSの特定のIPアドレスを指定されている時は、上記の4.で[次のDNSサーバーのアドレスを使う]を選択して、IPアドレスを入力します。
使っているブラウザで開こうとしているサイトを、[制限付きサイト]に指定していて開けない場合があります。
Internet Explorer 9 の場合の制限付きサイトから削除する手順
URLが間違っている時や同じサイト内で移動した場合、開こうとしているページがそのサイトのフロントページ(一番上のページ)でない時は、入力(参照)したURLのページより上のページを開ことが出来たら、そこからリンクをたどって目的のページを開くことが出来る場合があります。
例えばこのページのURLは
http://www.kisnet.or.jp/s_odake/pc/help/other/ot004.html ですが、最後のファイル名とotherフォルダー名を削除して
http://www.kisnet.or.jp/s_odake/pc/help/ を開くと、
http://www.kisnet.or.jp/s_odake/pc/help/other/index.html が開かれます。
このページはインデックス(目録)のページでですから、目的のページを探して、
[その他]の項の[ot004 Webページを開けない]をクリックすると目的のこのページが開かれます。この方法はサイトの作り方により難しい場合があります。
Webページの中のリンクをクリックするときは、表示がなければリンク先のURLが判りませんが、リンクの部分をポイントし右クリックして[プロパティ]を選ぶと、[アドレス(URL)]の項目にリンク先のURLが表示されます。