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パソコンの「困った!!」助け舟 Picture

写真で動画を作りたい

デジタルカメラで撮影した複数の写真を、ビデオのように連続して見られるようにしたい。

写真を連続して見るだけならスライドショー

写真をパソコンで連続して表示するだけなら、ビューアーの機能でスライドショーが出来ます。

例えば、多分 Windows Vista/7 と一緒にインストールされている「Windows Live フォト ギャラリー」では、同じフォルダに入っている写真を[ホーム]タブの[スライドショー]をクリックすれば連続してみることが出来ます。小さい▼ボタンをクリックして[スライドショーのテーマ]を選ぶと、表示を1枚ずつ変化する方法を選ぶことが出来ます。

また、SkyDrive や Yahoo!ボックス などのオンラインストレージにアップロードすれば、スライドショーで見ることが出来ます。

スライドショーでは、音楽や音声を入れることが出来ませんし、写真に文字を追加するには画像ファイルを編集する必要があります。また、スライドショーを一つのファイルに簡単に作ることはできません。

「Windows Live フォト ギャラリー」は、 Windows Live Essentials 2011 に含まれ、 Windows 7/Vista SP2 の場合はインストールされていなくても無料でダウンロードして使用できます。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-live/photo-gallery-get-started
Windows XPでは Windows Live Essentials 2011 は使えません。画像ファイルを表示する Windows Picture and FAX Viewer というソフトでスライドショーが出来ます。

動画を作る

動画を編集できるソフトを使えば、静止画(と自分が撮影したビデオ)を組み合わせ、動画を作ることが出来ます。

例えば、Windows Vista/7 では「Windows Live ムービーメーカー」というソフトを使い、無料で写真やビデオを組み合わせてムービーを作り、DVDを作成したり他の人と共有することが出来ます。

Windows Vista/7

Windows Live ムービーメーカーについての概要を見たり、ソフトのダウンロードは、
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-live/movie-maker-get-started からできます。
現在のバージョンは「Windows Live Movie Maker 2011」

Windows Live ムービーメーカーを起動するには、[スタートボタン][すべてのプログラム][Windows Live ムービーメーカー]をクリックします。Windows Live フォト ギャラリーの[作成]タブの[ムービー]をクリックしても Windows Live ムービーメーカーを起動出来ます。

Windows Live ムービーメーカーを起動したら、[ホーム]タブのリボンで[追加]グループの[ビデオおよび写真の追加]をクリック(下の広い領域の[ビデオおよび写真を参照するにはここをクリックします]をクリックしても同じ)し、追加する画像(ビデオ)ファイルを選択し[開く]ボタンをクリックしてムービーに入れる動画や静止画のファイルを取り込みます。
エクスプローラーで画像ファイルを選択し、[ビデオおよび写真を参照するにはここをクリックします]の領域までドラッグ&ドロップしても取り込めます。

このソフトで行う処理は元の画像に影響を与えることはありません。

画像表示の順序は、画像の縮小画面をドラッグ&ドロップして変更できます。

タイトル・画像の説明文など(キャプション)を入れたり、画像の再生時間(初期値は7秒)を設定したり、簡単な編集が出来ます。

[アニメーション]タブで、次の画像(ビデオ)に移り変わるときの変化を設定できます。また、[ホーム]タブのリボンで[オートムービーのテーマ]グループで、自動的に変化を設定できます。 簡単に静止画を動画のように見せることが出来るため画像毎に設定してしまうことがあります。好みにもよりますが、多用すると閲覧者が煩わしく感ずることがあります。

[ホーム]タブのリボンの[追加]グループの[音楽の追加]で、ムービー全体あるいは選択したところから、MP3・AVIなどの音楽ファイルを再生できるように設定できます。

ムービーの編集中のファイルは、プロジェクトとして保存します。ホームタブの左隣のタブ(ムービーメーカー)をクリック、[名前を付けてプロジェクトの保存]をクリックして、保存します。拡張子は[wlmp]になります。

完成したムービーは、[ホーム]タブのリボンで[ムービーの保存]のボタン(▼)をクリックし、メール添付・コンピュータ用・DVD書き込みなど用途に適した解像度で保存できます。普通は[このプロジェクトの推奨設定]で保存してよいでしょう。拡張子は[wmv]です。また、Windows Live SkyDrive・Facebook・YouTubeなどへのアップロードもできます。

Windows XP

Windows XP SP2以降では 「Windows ムービーメーカー」というソフトがインストールされています。「Windows Live Movie Maker 2011」は Windows XP では使用できません。

Windows ムービーメーカーを起動すると、左側の[ムービー作業]に作業の手順が明示され(ツールバーの[作業]ボタンで非表示にできる)、画像を取り込むと中央の[コレクション]に縮小画像を表示し選択している画像が右側にプレビューされます。下には[タイムライン]が表示され、ムービーに表示する順にコレクションから画像をドラッグ&ドロップできます。

タイムラインに画像(ビデオ)をドラッグ&ドロップして、表示する順序を決め、[タイムラインの表示]ボタンをクリックすると、表示する時間・オーディオ/音楽編集ラインなどが表示されます。[タイムラインの再生]をクリックすると、ムービーが表示されます。

タイトルの追加・ビデオ切り替え効果・再生時間などを編集することが出来ます。

ファイルの取り扱いは、ほぼ Windows Live ムービーメーカーと同じです。


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