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パソコンの「困った!!」助け舟 Windows

ダブルクリックで開かれるプログラムを変えたい

エクスプローラーなどで、データーファイルをダブルクリックすると、そのファイルに関連付けされたプログラム(既定のプログラム)が起動して、ダブルクリックしたファイルを開きます。関連付けはファイルの拡張子で識別され、拡張子に関連付けされたプログラムが起動します。

例えばWebページを表示するブラウザが、Internet Explorer,Mosilla Firefox,Google Chrome など、複数のプログラムがインストールされている場合に、既定のプログラムに設定したブラウザが、HTMLファイルをダブルクリックしたときやWebページのURLをクリックしたときに起動します。ブラウザなどのアプリケーションでは、プログラムの機能で既定のプログラム設定が出来るので、後からインストールしたものが既定のプログラムになってしまうことがあります。

また、Adobe Flash Player をアップデートすると、Google Chrome をインストールしたり「デフォルトのブラウザに・・・」と既定のプログラムを変更しようとします。インストールするときにチェックを外したり、変更されても元のブラウザを既定のプログラムにすれば戻すことが出来ますが、競争とはいえ厄介なことです。

準備 拡張子を表示する

拡張子とはWindowsがファイルの種類を識別するファイル名の終わりにドット[.]で区切った短い文字列です。(例:.docx .xlsx, .txt)

Windows の初期値では、エクスプローラーなどで拡張子は表示されていません。ファイルを取り扱うにはファイルの種類が判らないと不便ですので、拡張子を表示するように設定します。一度表示する設定にすると変更するまで表示されています。

Windows 7で拡張子を表示する

  1. コンピューター・エクスプローラー等のメニューバーの[ツール][フォルダオプション]をクリック。
  2. [フォルダオプション]ダイヤログボックスの[表示]タブをクリック。
  3. [詳細設定]で[登録されている拡張子は表示しない]のチェックボックスのチェックを外し、[OK]ボタンをクリック。

スタートボタンをクリックして出るスタートメニューの右側の、ドキュメント・ピクチャ・ミュージック・ゲーム・ネットワーク・コントロールパネル・デバイスとプリンタ・既定のプログラムでもメニューバーの[ツール][フォルダオプション]でフォルダオプションを開けます。

Windows 8.1で拡張子を表示する

  1. エクスプローラーを起動する。次の3つの方法があります。
  2. [表示]タブをクリックする。
  3. リボンの[表示/非表示]グループの[ファイル名拡張子]のチェックボックスにチェックを入れる。

一時的に開くプログラムを変える

既定のプログラムはそのままにしておいて、今回だけ別のプログラムでファイルを開く方法です。

Windows 7 の場合

  1. エクスプローラーでファイルを選択し右クリック。
  2. コンテキストメニュー(右クリックメニュー)の[プログラムから開く]をポイントする。
  3. サブメニューに今回開きたいプログラムがあるときは、そのプログラムをクリック。選択したプログラムが起動します。
  4. サブメニューに今回開きたいプログラムがないときは、サブメニ ューの[既定のプログラムの選択]をクリック。
    1. [ファイルを開くプログラムの選択]ダイアログボックスで、[推奨されたプログラム]または[その他のプログラム]の中に既定のプログラムにしたいものがあればそれを選択、なければ[参照]ボタンをクリックして、パソコンの中にあるプログラムを選択する。
    2. [このファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]のチェッ クボックスのチェックを必ず外す。(常にチェックが入っているのが初期値。)
    3. [OK]ボタンをクリック。

Windows 8.1の場合

  1. エクスプローラーでファイルを選択し右クリック。
  2. コンテキストメニューの[プログラムから開く]をクリック。
  3. サブメニューに今回開きたいプログラムがあるときは、そのプログラムをクリック。選択したプログラムが起動します。
  4. サブメニューに今回開きたいプログラムがないときは、サブメニ ューの[既定のプログラムの選択]をクリック。
    1. [このファイルを開く方法を選んでください]ウインドウで、[すべての.xxxファイルをこのアプリで開く]のチェックボックスのチェックを外す
    2. [その他のオプション]をクリック。
    3. 開かれたメニューに今回開きたいプログラムがあるときは、そのプログラムをクリック。
    4. 開かれたメニューに今回開きたいプログラムがないときは、スクロールして最後の[このPCで他のアプリを探す]をクリックし、パソコンの中にあるプログラムを選択する。

4.b の[その他のオプション]に表示されるアプリには、選択したファイルの種類をサポートしてないものがあります。

求めるアプリがパソコンにインストールされてない時は、ストアからダウンロードしてインストールすることも出来ます。

既定のプログラムを変える

ダブルクリックで開かれるプログラムを変えるには、ファイルの関連付けを変えて既定のプログラムを変更します。Windows 7 を中心にして説明します。

ファイルを右クリックして変更

  1. エクスプローラーでファイルを選択し右クリック。
  2. コンテキストメニューの[プログラムから開く]をポイントする。
  3. サブメニ ューの[既定のプログラムの選択]をクリック。
  4. [ファイルを開くプログラムの選択]ダイアログボックスで、[推奨されたプログラム]または[ほかのプログラム]の中に既定のプログラムにしたいものがあればそれを選択、なければ[参照]ボタンをクリックして、パソコンの中にあるプログラムを選択する。
    [ほかのプログラム]を表示させるには右端のボタン[∨]をクリックします。
  5. [この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]のチェッ クボックスのチェックを必ず入れる。(常にチェックが入っているのが初期値。)
  6. [OK]ボタンをクリック。

Windows 8.1 では、前記[一時的に開くプログラムを変える][Windows 8.1の場合]の、4.a の[すべての.xxxファイルをこのアプリで開く]のチェックボックスのチェックを入れることで、既定のプログラムにすることが出来ます。

ファイルの種類から変更

  1. コントロールパネルを開く。
  2. [表示方法]を[カテゴリ]にして、[プログラム]をクリック。(プログラムのアンストールではない)
  3. [あるファイルの種類を特定のプログラムでオープン]をクリック。
  4. 暫くしてパソコンで使われているファイルの種類の一覧が表示されるので、関連付けを変更する拡張子を選択する。一覧には現在関連付けされているプログラムが表示されている。
  5. [プログラムの変更]ボタンをクリック。
  6. [推奨されたプログラム]または[ほかのプログラム]の中に既定のプログラムにしたいものがあればそれを選択、なければ[参照]ボタンをクリックして、パソコンの中にあるプログラムを選択する。
    [ほかのプログラム]を表示させるには右端のボタン[∨]をクリックします。
  7. [OK]ボタンをクリックするとファイルの種類の一覧が更新されるので確認して、[閉じる]ボタンをクリック。

上記の1.2.3.までは、Windows 7 の場合、[スタートボタン]をクリックして、右側の[既定のプログラム]をクリック、[ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け]をクリックしても同じです。

[推奨されたプログラム]を選択すれば問題ないと思いますが、関連付けするプログラムは、そのファイルの種類に対応したプログラムでなければなりません。[参照]ボタンで選択するプログラムの場合は特に注意が必要です。

Windows 8.1 の場合は、上記の 5.[プログラムの変更]ボタンをクリック までは同じで、以降は前記[一時的に開くプログラムを変える][Windows 8.1の場合]の 4.b.[その他のオプション]をクリック 以降と同じ操作になります。

開くプログラムから変更

この方法は一括処理が出来ますが、思わない設定をしてしまう恐れがあります。

  1. [コントロールパネル]を開き、[表示方法]を[大きいアイコン]か[小さいアイコン]にして、[既定のプログラム]をクリック。
  2. 改まった画面で[既定のプログラムの設定]をクリック。
    Windows 7 の場合、[スタートボタン]をクリックして、右側の[既定のプログラム]をクリック、[既定のプログラムの設定]をクリックでも同じ。
  3. 設定されている既定のプログラムの一覧が表示されるので、開くプログラムを選択。
    プログラムの説明とそのプログラムに関連付けられているファイルの種類の数が表示されます。
  4. 選択したプログラムで開くことが出来る全部のファイルの種類に関連付けする場合は、[すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する]をクリック。
    全ての項目が関連付けられ、既定のプログラムに設定されます。
  5. 選択したプログラムを既定のプログラムにするファイルの種類を選択するときは、[既定でこのプログラムで開く項目を選択する]をクリック。
    そのプログラムで開くことのできる拡張子(ファイルの種類)の一覧が表示され、まだ関連付けされてない拡張子のチェックボックスは空白になっている。
    1. まだ関連付けされてないファイルの種類を関連付けするときは、空白のチェックボックスにチェックを入れる。
    2. 既に関連付けされているチェックは外すことが出来ないから、関連付けを取り消すときは、前記の[ファイルの種類から変更]で変更する。

Windows 8.1 でも同じ操作になります。


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