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パソコンの「困った!!」助け舟 Windows

「ドキュメント」に英文のファイルが出来る

パソコンを使っていくと自分で保存した覚えのないファイルが「ドキュメント」に出来ることがあります。ファイル名が英文だと訳が分からず不安になります。

「ドキュメント」は、以前のWindowsでは「マイ ドキュメント」と言っていました。フォルダ名はWindows 7 でも「My Documents」です。

私の「ドキュメント」

「ドキュメント」には通常ユーザーが作ったファイルが保存されています。ここにWindowsのシステムファイルが勝手にできることは無い筈でが、右のように私のWindows 7 にも変なファイルがありました。

「ドキュメントの英文ファイル

*.iniファイルはWindowsやアプリケーションが設定を保存するために使用しているファイルで、不用意に削除されると古いWindowsやプログラムの場合は、起動しなかったり動作しなくなる場合がありましたが、新しいプログラムでは削除しても大きな支障はないという情報があります。このファイル削除してみましたがさしあたって不都合はないようです。

Fixit50388.regの[reg]は、Windowsのレジストリ情報が記載されたファイルに付く拡張子だから慎重に扱う必要がありますが、ファイル名にある[Fix it](フィックスイット)は、PCに問題が生じた時、マイクロソフト社が提供している自動修正オプションのことで、以前にダウンロードしてあったもののようです。これを実行するとレジストリを修正できるということですので、実行してから削除しました。

upstdict.pstとurcgdict.rcgは同時に作られていました。Webで調べましたら、パソコンにプリインストールされていた「読取革命Lite」というOCRソフトの辞書ファイルだということです。削除してもこのソフトを使うと2つのファイルが出来るそうです。フォルダの中に入っていないで行儀の悪いアプリケーションです。辞書ですから蓄積するために目障りですが残しておきます。

「ドキュメント」の実体

アプリケーションで作ったファイルが保存されるときは、そのアプリケーションのフォルダの中に入っている筈で、直接「ドキュメント」にファイルがあるのはユーザーが(自覚していなくても)そこを保存場所に指定したからだと思います。

アプリケーションでファイルを開いたり保存したりするときに現れる「ドキュメント」の実体は、Cドライブの[Users]フォルダーの中の使っているユーザーのフォルダにあります。
C:\Users\ユーザー名\My Documents
パソコンにより「ドキュメント」をDドライブに移している場合があります。Wordを開いてファイルを開こうとすると、[ファイルを開く]ダイアログボックスが出て、「マイドキュメント」のパスが表示されるので確認出来ます。

保存ファイルの場所を自分で決める

一般的な話ですが、パソコンで作ったファイルを保存するときは、保存する場所・ファイルの種類・ファイル名の3つの条件をパソコン任せでなく自分で決めます。保存する場所は後でそのファイルを探しやすくするために覚えていなくても探すことが出来る名前を付けたフォルダとします。作ったものが皆入る「ドキュメント」に直接保存するのではなく、必ずフォルダに入れます。

アプリケーションが勝手に保存する

最近のアプリケーションでは、ファイル操作に不慣れなユーザーでも使えるように親切?に、ユーザーが名前を付けて保存しなくてもデーターを入力すると自動的に保存してしまう場合があります。こういう場合でもそのアプリケーションの「設定」(「環境設定」「オプション」など)によってユーザーが自分で保存する場所を決めることが出来る仕組みがあると思いますが、判り難くなっています。

私は使っていないので詳しくは判りませんが、年賀状作成ソフトの「筆まめ」のサイトを見ると、「住所録がどこに保存されているか」という質問があります。[ドキュメント]の中の[筆まめ]のフォルダにあるのが初期値のようで、保存先を指定しないとここに保存されます。住所録は「fwa」という筆まめ専用の拡張子のファイルのようですが、データーベース汎用のコンマ付きデーターファイルの拡張子「CSV」でもユーザーの選択で保存できるようです。

私の「読取革命Lite」の場合

前記の私のパソコン Windows 7 機に入っている「読み取り革命Lite」について調べて見ました。[メニューバー]の[オプション][環境設定]をクリックして、環境設定ダイアログボックスを開いても辞書ファイルの設定は見つかりませんでした。[オプション]のメニューに[パターン辞書][単語辞書]という2つの項目があり、それぞれクリックしてダイアログボックスで[辞書名]の保存場所を変更できるようになっています。[ヘルプ]にはデフォルトの「パターン辞書ファイルは、「urcgdict.rcg」というファイル名で「マイ ドキュメント」に保存されます。」(単語辞書はupstdict.pst)と説明されていました。早速[読取革命]というフォルダを作りそれぞれ変更しました。


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