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パソコンで「困った!!」の助け舟 Windows
画面の文字やアイコンを大きくしたい
技術の進歩によりパソコンやディスプレイの機能が高くなり、パソコンの画面は次第に繊細になり美しくなりますが、文字やアイコンなどが小さく見えて、加齢によるユーザーの視力の低下もあって「もう少し大きくしたい」と思うことがあります。Webページを表示するブラウザやアプリケーションにより大きく表示出来る場合もありますが、Windowsの設定を変更してディスプレイがサポートしている範囲内で、大きく表示させることが出来ます。
解像度を変更しないで大きく表示(DPIスケール)
Windows Vista から文字だけでなくボタンやアイコンも大きくできるようになりました。解像度を変えるとパソコンの画面全体の大きさが変わり表示できる範囲は狭くなりますますが、dpiスケールはパソコンの画面に表示する範囲は変わらないでフォントやアイコン等を大きく出来ます。Windows 7 の場合です。
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次のいずれかの方法でコントロールパネルの[ディスプレイ]を表示します。
- [コントロールパネル]を開き、右上の[表示方法]が[大きいアイコン](或いは[小さいアイコン])の場合は、[ディスプレイ]をクリック。
- [コントロールパネル]を開き、右上の[表示方法]が[カテゴリ]の場合は、[デスクトップのカスタマイズ][ディスプレイ]をクリック。
- [デスクトップ]の何もないところにマウスポインタを置き右クリックし、コンテキストメニューの[個人設定]をクリック、左下の関連項目の[ディスプレイ]をクリック。
[コントロールパネル]を開く方法は、Windows7 では[スタートボタン]をクリックして[コントロールパネル]をクリック、Windows8.1/10ではデスクトップ画面の左下の[スタートボタン]を右クリックし、メニューの[コントロールパネル]をクリックします。
- [ディスプレイ]画面の右ペインの[画面上の文字を読みやすくします]の3つのオプションボタンの内「小-100%(既定)」が選択されているのが既定値です。これを[中-125%]か[大-150%]の選択に変更し[適用]ボタンをクリックすると次回のログオンから文字などの表示が大きくなります。
ディスプレイの解像度を推奨値以外に設定しているときに、「小-100%(既定)」以外の倍率を選ぶと、[〜一部の項目が画面に収まらなくなることがあります。]と警告が表示されます。
- 125%,150%以外の倍率にしたいときは、[ディスプレイ]画面の左ペインの[カスタムテキストサイズの設定]をクリック、目盛をクリックしてドラッグすると100%〜500%の間で倍率を設定できます。
200% より大きい割合に設定すると、テキストやアイコンなど(UI 要素)が大きくなりすぎて、コンピューターでの作業に支障をきたす場合があるそうです。
「DPIスケール」はWindowsのバージョンにより対応が違うようです。詳細な仕組みは難解です。参考Webページへのリンクです。
マイクロソフトのサポートページ
Windows 7 で画面のスケーリングを最適化してスケーリングの問題を解決する
ASCII.JPのサイト
Windowsと高DPIディスプレイ【その1】 8までのDPIスケーリング
Windowsと高DPIディスプレイ【その2】 8.1では異なるDPIを設定可
解像度を変更して大きく表示
画面の解像度を変更する事でも表示する文字やアイコンを大きく出来ますが、画面全体が大きくなするので、大きさが一定のディスプレイに表示できる範囲が狭くなります。
- 次のいずれかの方法でコントロールパネルの[画面の解像度]を表示します。
- [コントロールパネル]を開き、右上の[表示方法]が[大きいアイコン](或いは[小さいアイコン])の場合は、[ディスプレイ]をクリック。左ペインの[解像度の調整]をクリック。
- [コントロールパネル]を開き、右上の[表示方法]が[カテゴリ]の場合は、[画面の解像度の調整]をクリック。
- [デスクトップ]の何もないところにマウスポインタを置き右クリックし、コンテキストメニューの[画面の解像度]をクリック。
[コントロールパネル]を開く方法は、Windows7 では[スタートボタン]をクリックして[コントロールパネル]をクリック、Windows8.1/10ではデスクトップ画面の左下の[スタートボタン]を右クリックし、メニューの[コントロールパネル]をクリックします。
- 複数のディスプレイを接続しているときは、解像度を変更するディスプレイを選択する。[ディスプレイ]に変更するディスプレイが表示されている。
- [解像度]のドロップダウンリストの▼ボタンをクリック。
- 縦のスライドバーをドラッグして変更する解像度に設定する。
- [適用]ボタンをクリックし[OK]ボタンをクリック。
- 変更した解像度を使用する時は、[変更を維持する] をクリック。前の解像度に戻すには、[元に戻す] をクリック。
[画面の解像度]の画面の下の[テキストやその他の項目の大きさの変更]をクリックすると、前項の[解像度を変更しないで大きく表示]の設定が出来ます。
解像度を低くすると表示される要素が少なくなり大きさが大きくなり、画質が悪くなります。そのディスプレイで最高の画面を表示する解像度にはドロップダウンリストの解像度に(推奨)と表示されています。マイクロソフトではこの推奨という解像度(ネイティブ解像度)に設定することを薦めています。
参考:マイクロソフトのサイト
画面の解像度を変更する
モニターで最高の表示を得る
解像度について
画面の解像度は、1024X768 などと画面の横X縦のピクセル数で表していますが、解像度は 96dpi(でーぴーあい)などと長さ1インチの中のドット数で表すときがあります。
ディスプレイのほかに、デジタルカメラ・プリンター・スキャナーなどのデバイスでも解像度の理解が必要になりますが、深く調べると次第に難しくなります。次のリンクは野村さんという医師の個人的なWebサイトのようで少し古い記事す。全部理解したわけではありませんが、判り易く詳しく説明されていると思います。
参考:中之島のBOW サイト
実用解像度
first upload:2015-11-5
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