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パソコンで「困った!!」の助け舟 Windows

画面を広く使いたい

大きな表や文書を編集するには、広い範囲がディスプレイに表示された方が便利です。

細かな部分を作業をするには大きく表示させることが必要ですが、全体のバランスを見るには広い範囲を表示させたくなります。パソコンのディスプレイは大きさが一定ですから、縦横のスクロールバーを使って、表示される範囲を移動することが多くなります。そんな時の対策です。

Windowsの機能で

dynabook AZ67 (2015年購入)
1,9201,080(推奨)*
1,6801,050
1,600900
1,440900
1,4001,050
1,366768
1,2801,024
1,280960
dynabook R730 (2010年購入)
1.366768(推奨)*
1,360768
1,280768
1,280720
1,280600
1,024768
800600

ディスプレイの解像度

ディスプレイの解像度を高くすれば、文字は小さくなりますが広い範囲を表示できます。

パソコンの画面(デスクトップなど)が狭い範囲が表示されている時は、文字等が大きく表示されています。広い範囲が表示されているときの文字は小さく表示されています。これはパソコンのディスプレイの実寸法の縦横の長さ(広さ)が一定で、画面の解像度を変化させているためです。

パソコンの画面解像度は機種により違いますが複数用意されています。

Windowsの[設定]の[システム][ディスプレイ][解像度]で、そのパソコンが対応している解像度が表示され希望の解像度に設定できます。新しいPCほど対応できる解像度は精細になります。

ディスプレイの解像度を高くする

ディスプレイの解像度を高くすると表示できる範囲が広くなりますが、Windowsの[設定]で設定できるパソコンの解像度は、殆どの場合そのパソコンの最高の解像度が初期設定(推奨)になっていると思いますます。もし低い解像度になっている時は高く変更して広く表示することができます。

解像度を変更するときに注意しなければならないのは、縦横の比率です。使っているパソコンのディスプレイの縦横比と同じにしておかないと画面が歪んで表示されます。Windowsの[設定]の[システム][ディスプレイ][解像度]で表示される解像度の中には、縦横比がディスプレイのものと違うものがあります。推奨されている初期設定の解像度と同じ縦横比の解像度にすると画面が歪みません。
上の表の場合「*」印がほぼ16:9のハイビジョン(HD)パネルの比率になっています。

デスクトップのタスクバーを隠す

通常デスクトップの下部にある(画面の上下左右の端に移動できる)タスクバーを隠しておき、必要の時にマウスポインターをその場所に近づけると表示させることで僅かですが画面を広く表示できます。

  1. タスクバーの何もないところにマウスポインターを置いて右クリック。
  2. メニューの[タスクバーの設定]をクリック。
  3. [設定]の[個人用設定]画面の[タスクバー]で、[デスクトップモードでタスクバーを隠す]を「オン」にする。(「オフ」をクリック)
  4. [設定]画面を閉じる。

マルチディスプレイで画面を広く

外付けディスプレイがあるときは、接続して設定画面でPC本体のディスプレイと2台のディスプレイに広く拡張して表示できます。

  1. デスクトップの何もないところで右クリックし、メニューの[ディスプレイの設定]をクリック。
  2. [設定][ディスプレイ]の画面で、外付けのディスプレイが認識されていることを確認して、[マルチディスプレイ]の項の[複数のディスプレイ]のリストボックスの右のボタンをクリック。
  3. リストの[表示画面を拡張する]をクリックして選択する。
  4. PC本体のディスプレイに表示されているウインドウ(例えば[設定][ディスプレイ]の画面)のタイトルバーをドラッグして、外付けディスプレイの画面へ移動すると、マウス操作が大きくなるが両方の画面を見ながら編集できる。

馴れないとマウスポインタの位置が判らなくなったりして戸惑うことが多いですが、1つのディスプレイで重なったウインドウを切り替えて編集するより、視線を変えて他のディスプレイの画面を見ながら編集できる方が楽になります。

PCにより違いますが、ファンクションキー(FNF4など)によりマルチディスプレイを切り替えることができる場合があります。

マルチディスプレイの設定

[設定][ディスプレイ]の画面では、それぞれのディスプレイを選択して、解像度の設定ができます。

[ディスプレイ]の画面で[ディスプレイの選択と整理]の項で2つのディスプレイの位置を設定出来ます。初期値はPC本体のディスプレイ(「1」)の右横に外付けディスプレイ(「2」)を置ています。ノートパソコンの奥に外付けディスプレイがあるときなどディスプレイ間をマウスポインタを移動させるとき不便です。外付けディスプレイ(「2」)をドラッグしてPC本体のディスプレイ(「1」)の上に置き、下の[適応]ボタンをクリックすると、マウスポインタを上下に移動してディスプレイ間を移動できます。

[マルチディスプレイ]の項の[複数のディスプレイ]のリストボックスでは、次の設定ができます。

表示画面を複製する
PC本体のディスプレイと同じ範囲の画面を外付けディスプレイに表示する。
表示画面を拡張する
PC本体のディスプレイを拡張して広く表示する
1 のみに表示する
PC本体のディスプレイのみ表示し、外付けディスプレイには表示しない。
2 のみに表示する
PC本体のディスプレイには表示しないで外付けディスプレイのみに表示する。

Officeなどのアプリケーションで広く表示

WordやExcelなどOfficeのアプリケーションでは、画面右下のスライドバーで、画面を拡大縮小ができます。

また[表示]タブのリボンで[ズーム]グループの[ズーム]コマンドで、画面を拡大縮小ができます。

リボンを操作しないときに表示しなければ、作業する部分が広きなります。どれかのタブをダブルクリックするとリボンが隠れます。必要な時にタブを(シングル)クリックするとリボンが開きます。リボンが隠れている時にどれかのタブをダブルクリックするとリボンが常に表示されます。

ブラウザなど多くのアプリケーションの画面で、CTRLキーを押しながらマウスの-キーを押すと、画面の文字などが小さく縮小され広い範囲が表示できます。+キーを押すと大きくなります。CTRLキーを押しながらマウスホイールを回転しても同じことができます。


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