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パソコンの「困った!!」助け舟 Word

WebページをWordのファイルにしたい

Webページは閲覧しているブラウザで印刷することが出来ますし、閲覧者のパソコンにファイルとして保存することも出来ます。ここでは、更に閲覧者が自由に編集できるWordのファイルにすることを検討します。

編集できるWordのファイルにできても、公開されているWebページはそれぞれ作成者の著作物ですから、閲覧者が編集した文書の公開や配布などは著作権に配慮する必要があります。

Webページをパソコンに保存

目的のWebページを Internet Explorer などのブラウザで開き、デスクトップか適当な作業用のフォルダに[名前を付けて保存]をします。ファイルの種類を[Webページ、完全(*.htm,*.html)]にすると、「*.htm;*html」ファイルのほかに「*.files」というフォルダが出来ます。このフォルダにはそのページで使っている画像ファイルやページ表示に必要なファイルが保存されています。保存した「*.htm」または「*.html」をマウスでダブルクリックすると、ブラウザが起動してWebページが開くはずです。
ここで[*](アスタリスク)は、Webページ作成者がWebページの<title>(タイトル)につけたぺージの名前です。変更するとページが正しく表示されません。

Webページの作り方により、Wordのファイルにしたときにレイアウトが崩れ、編集で修正しなければならなくなる場合があります。

Wordで開く

エクスプローラーで保存した「*.htm」または「*.html」をマウスで右クリックし、コンテキストメニューの[プログラムから開く]をポイントし、サブメニューで[Microsft Office Word]をクリックすると、Wordが起動してWebページが表示されます。

もしサブメニューに[Microsft Office Word]が無い場合は、下の[既定のプログラムの選択]をクリックし、[ファイルを開くプログラムの選択]ダイアログボックスで[Microsft Office Word]を探しますが、必ず[この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う]のチェックボックスのチェックを外します。
このチェックボックスにチェックを入れたままにしておくと、以降「*.htm」または「*.html」ファイルをダブルクリックしたときに Internet Explorer などのブラウザが起動しないで、[Microsft Office Word]が起動してしまいます。

Wordのファイルに

Wordで「*.htm/*.html」を開くと、ブラウザで開いたときとほとんど同じに表示されます。WordにもブラウザやHTMLエディタの機能があるようで、このままでも編集できそうですが、Wordのファイルにしてから編集した方が、Wordの機能を存分に使えると思います。
Wordで開かれていますが、タイトルバーのファイル名の拡張子は「*.html」です。

[表示]タブをクリックし、[文書の表示]グループを見ると、[Webレイアウト]コマンドが強調されています。これを[印刷レイアウト]コマンドをクリックすると、余白のあるWordの文書になったようです。
タイトルバーのファイル名の拡張子は「*.html」のままです。

[名前を付けて保存]で[ファイルの種類]を[Word文書(*.docx)]にして保存します。
これでタイトルバーのファイル名の拡張子はWordのファイルの「*.docx」になりました。編集する場合も一度Wordのファイルに保存してから編集するのが安全です。

Wordで編集

Webページ(HTMLファイル)で左右にマージン(余白)を取っていた場合は、Wordの余白と両方の余白を取っていますので、[ページレイアウト]タブの[余白]と段落ごとのインデントで調整します。箇条書きの後の段落の行頭が下がってしまいまので、インデントで修正します。

フォントサイズや文字間隔・行間なども必要により編集し直す必要があります。

目的のファイルが出来ましたら、Webページの「*.htm;*html」ファイルと「*.files」フォルダは不要ですから削除します。


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