home >> パソコンで楽しむ >> Wordでアルバム作りの手順
A4用紙を2つ折り、袋とじで綴じる。
2ページ分を1枚(A4)に印刷 画像は(表紙を除く)1ページに2列(A4に広げると4列)3段に配置する。
オートシェプの矩形の中に画像を入れると、位置決めを固定し、中の画像の取り替えが簡単にできる。
位置決めを数値で指定するので、きちんと揃えられるし、0.01mm単位で微調整できる。テキストボックスでも応用できる。
同じものを作る時はコピー&貼り付け。
グループ化で複数のものをまとめて処理する。
画像の寸法をあらかじめ決めておくと、縦横比を崩さない。
個々の写真の下にテキストボックスを作り説明を入れることも出来る。(今回行っていない)
用紙から画像の配置と大きさを計算する。
A4用紙の寸法 縦298×横210mm 横にして半切 1ページ 縦210×横148.5mm
Word2007のリボンで[ページレイアウト][ページ設定][印刷の向き]で[横]を選択。Word2003の場合、メニューバーで[ファイル][ページ設定]……
[余白]で[ユーザー設定の余白]で、上下15mm 、左右20mmに設定する。
画像の列間の間隔 5mm(2列の写真の間隔)
画像上下の間隔 17.4mm(1段目と2段目、2段目と3段目、3段目の下の間隔)
計算方法:次項「画像の大きさ」で画像の高さが42.56mmと決まる。縦3段で 42.56mmX3=127.68mm。
半切にした1ページの縦が210mmで差の82.32mmが余白と間隔の合計。1段の間隔は(82.32−(15×2))÷3=17.44mm
中央20mm(半切にするから、1ページ10mmの余白になる)
A4用紙を半切にした、1ページの幅(148.5)から横の余白(20)と間隔(列間 5、中央 20÷2)を差し引き、画像2枚分から1枚の画像の横幅を計算する。
幅 (148.5-20-5-20/2)/2=56.75mm
高さ 56.75×3/4=42.5625 デジタルカメラの縦横比は4:3だから、画像の幅×3/4
「手順8.」で表紙部分の2列3段のオートシェプの枠を削除してタイトルなどと集合写真など代表的な画像を入れる事にし、画像の大きさを計算する。
幅 56.75×2+5=118.5 削除した2列の写真の幅に間隔を加える。
高さ 118.5×3/4=88.875 デジタルカメラの縦横比は4:3だから、幅×3/4
画像の左上の位置を決める。手順4.以降で[オートシェプの書式設定][レイアウト]で設定する。その際に[基準]を「余白」にする。(「ページ」に設定した場合は余白分を水平・垂直両方向とも加算する必要がある)
画像 | 画像左上角への方向 | 距離mm | 計算式 | |
---|---|---|---|---|
1段目の1枚目 | 水平方向 | 右方向の距離 | 0 | |
垂直方向 | 下方向の距離 | 0 | ||
1段目の横2枚目 | 水平方向 | 右方向の距離 | 61.75 | 56.75(画像の幅)+5(列間間隔)=61.75 |
垂直方向 | 下方向の距離 | 0 | ||
1段目の横3枚目 | 水平方向 | 右方向の距離 | 138.5 | 61.75(2枚目画像の横位置)+56.75+20(中央間隔)=138.5 |
垂直方向 | 下方向の距離 | 0 | ||
1段目の横4枚目 | 水平方向 | 右方向の距離 | 200.25 | 138.5(3枚目画像の横位置)+56.75+5=200.25 |
垂直方向 | 下方向の距離 | 0 | ||
グループ化2段目 | 水平方向 | 右方向の距離 | 0 | |
垂直方向 | 下方向の距離 | 59.96 | 42.56(画像の高さ)+17.4(画像上下の間隔)=59.96 | |
グループ化3段目 | 水平方向 | 右方向の距離 | 0 | |
垂直方向 | 下方向の距離 | 119.92 | 59.96(2段目グループの縦位置)+42.56+17.4=119.92 |
1. [ページ設定]で、[用紙]A4、[印刷の向き]横、[余白]上下15mm 左右20mmを設定。
2. 予めEnterキーで改行を3ページ分程入力しておく。
3. [挿入][図形]でオートシェプの(画像が入る)長方形を作る。
オートシェプの長方形内を選択して、右クリック[オートシェプの書式設定]の[サイズ]タブで画像のサイズを設定。(OKボタンを押さないで4.の設定へ)
右クリックの時にマウスがわずかでも動くと[移動]のメニューが出る。どうしてもだめな時は上の緑の小丸を右クリックの方法があるが、これもマウスを動かすと傾斜してしまう。クリックするときに手の親指の根元(母指球)と小指の下(小指球)を机上に付けてマウスを固定する習慣をつけるとよい。
4. 続いて[レイアウト]タブの[詳細設定]ボタンをクリックして、[配置]タブで1枚目の位置を次により決める。Word2003の場合:[レイアウト]タブで……
5. 1枚目の画像が入るオートシェプの長方形を選択して[編集][コピー](またはキーボードのCtrl+C)でクリップボードにコピーし、[編集][貼り付け](またはCtrl+V)3回で1枚目を入れ1段目横4個の矩形を作り、位置を決める。
6. 1段目4枚をグループ化する。
7. グループ化した1段目をコピーし、貼り付けを2回し、2段目・3段目を作る。それぞれ位置決定
8. 表紙の部分は、最初のページになる2列の画像が入るオートシェプの矩形を削除(選択してDeleteキー)して、上部にタイトルを入力するテキストボックスを作り入力・装飾し、下部に集合写真を入れるオートシェプの矩形を作る。
9. 画像が入るオートシェプの矩形の中に画像を読み込む。
マウスで画像を手動配置する場合、グリッド線を表示すると目安にすることが出来る。
Word2007:リボンの[表示]タブの[表示/非表示]グループの[グリッド線]をクリックしてチェックを入れる。
Word2003:メニューバーの[表示][グリッド線]をクリックする。
いずれの場合も初期値では、横に1文字分の高さ(1行)の線が引かれる。「行グリッド」という。表示だけで印刷されない。
Word2007:[ページレイアウト]タブの[配置]グループの[配置]をクリック、メニューの[グリッドの設定]をクリックし、[グリッド線]ダイアログボックスで設定する。
Word2003:メニューバーの[ファイル][ページ設定][文字数と行数]タブの[グリッド線]ボタンをクリックし、[グリッド線]ダイアログボックスで設定する。
いずれの場合もダイアログボックスの[グリッド線の設定]では初期値が、文字グリッドの間隔が0.86字、行グリッド線の間隔が0.5行になっている。
[グリッド線を表示する]にチェックが入ると行グリッド線が表示される。このチェックは前項[グリッド線(初期値では横書きの場合横線)の表示]の設定と連動している。下の[行グリッド線を表示する間隔]の初期値が「2」になっているので、1行分のグリッド線が表示された。
縦のグリッド線を表示させるには[文字グリッド線を表示する間隔]にチェックを入れ、右のリストボックスに数字を入れればよい。文字グリッドを「1」に行グリッドを「1」にすれば、方眼紙のように表示される。