コミュニティだより No.430

2018年8月5日発行

暑いですね~~暑い暑いとお経のごとく唱えても涼しくなりませんねぇ。

毎日暑い日が続いています。市の広報等でも注意の呼びかけを行っていますが、もう一度身の回りのことを見つめてみませんか。一緒に考えてみましょう。

◆熱中症とは・・・・
体温が上がった時、体は汗をかいて体温を下げようとします。そのため大量の汗をかくと体内の水分が不足し、急激な脱水症状になります。すると各臓器を循環する血液量が減り、結果めまいや・吐き気・立ちくらみになります。
体内の水分量は子ども75%、成人60%、高齢者50%です。だから体内の水分量が少ないため、高齢者は特に注意が必要です。熱中症患者の半数は高齢者です。それは暑さに対して調節機能や感覚機能の低下からです。

◆予防は・・・・
暑さを避けてこまめな水分補給が大切です。それは体温を1度下げるには500mlの汗をかく必要がありますし、それと同じ水分が必要になります。ただし汗には塩分がふくまれているため、1ℓに3gの塩を混ぜた水分が有効です。

◆予防法メモ・・・・
熱中症は室内や夜でも多く発生しています。温湿度計ありますか、掛けておくだけでなく常に注意してみましょう。数字で見ると部屋の状態がわかります。意外な数字がわかります。またのどの渇きを感じなくても、夜中のトイレも心配せず、こまめな水分補強をお願いします。日中は冷たいタオルで体を冷やすのも効果があります。

各町内の町内会長と健康推進員さんの合同研修会が実施されました。

北鯖石地区の健康づくりについての地区懇談会を、7月17日各町内会長と健康推進委員さんで話し合いを行いました。地域の人から健康について関心を持ってもらう人を増やすにはどうしたら良いかとか、病気を重症化しないための活動はどんなことをしたらよいかなど、各町内ごとに分かれて話し合いました。今年のテーマは糖尿病です。各町内の課題から現状を見つめ具体的な作戦を考えました。

北鯖石は少子高齢化が進んでいる、中田の働き世代が減っている、高齢者のみの世帯が増えているなどの課題から、「健康のことはひとり一人が頑張ればいい⇒一人で頑張るのは限界があるから、地域全体での取り組みが大切だ」ということが解りました。

この日は数字から見る北鯖石地区の様子や地区の取り組み、健康づくりに関する意見交換を熱心にでも和やかに自分の地域で活動できることを話し合いました。

自分の健康は自分しか守れません。日頃の小さな心がけで自分の健康を守りましょう。

昨年に引き続き上藤井でセルシバを植えました。

上藤井では町内会と資源保全会が協力し合って、通学路の法面にセルシバ苗を、昨年に引き続き植えました。昨年植えたセルシバ苗は順調に生育し、今年は昨年の続きに植栽のロードを延ばしました、2年目の今年の作業は段取りもよく、スムーズに植えることができました。町内の各団体が協力し合っての作業は、町内の纏まりに繋がり見事でした。

この苗が地域の熱い心意気を肥やしに、すくすくと成長することを願いました。緑一面になった通学路を子供たちの笑い声が響く日が待ち遠しく思いました。皆さんお疲れ様でした。

茶の間の集い・・・みんなと一緒に美味しくいただきました。

JA北鯖石女性部の皆さんが7月17日地域の高齢者の皆さんと楽しいひと時を過ごそうと、「茶の間のつどい」を実施しました。医療センターの松井先生から寝たきりにならないためには転ばないこと、足に筋肉をつけること、杖の持ち方等話がありました。また経口保水液の飲み方、クスリの飲み方等いろんなことを学び、健康への関心を深めました。

その後は夏野菜をふんだんに使ったおかず、肉あり魚ありのバランス弁当に舌づつみを打ちながら、美味しくいただきました。また歌を歌ったり、昔話を聞いたりと、健康で楽しめるありがたさを実感した、あっという間の昼食会でした。JA女性部の皆さんありがとうございました。ほんと美味しかったでした。喜ばれるって気持ちいいもんですね。

健康教室・・・糖尿病について学びました。

3回シリーズで糖尿病予防教室を開催しました。

1回目は6月26日正しい糖尿病の基礎知識を学び、2回目は7月3日血糖値をあげない食事のコツについて学びました。すでに取り組んでいる食事、運動等の話の中から、大丈夫かな?というあることに気がつきました。

それは家庭で作るジュース(しそ・うめ)糖分いっぱい。めんつゆで漬ける漬物・からし漬け・つくだ煮、これらは塩分に気をつけようとしているが、隠れた糖分に要注意!ましてウメしそに酢がプラスで虫歯に!体にいいと思っていた飲み物に落とし穴が・・こりゃあびっくり!飲むときは一日一回、薄めて薄めて飲みましょう。

3回目は8月28日味つけについてです。

防災訓練・・・・7・16からの教訓を生かして、安全への備えを!

7月16日あの中越沖地震から11年目、今年もあの日以上に暑い日、そして同じ祝日でした。今年の防災訓練は、市民一斉地震対応訓練の後、安否確認と避難誘導訓練を実施しました。各町内ごとに避難方法や避難場所を再確認し、あわせて「うちは大丈夫ですのタオル1本」運動も行いました。

地域の防災力は「隣近所で助け合う」町内会の力です。訓練をしていても、災害時はその通りにはいかない事もありますが、しないよりした方が役立ちます。いち早く住民の安否の確認をとる、それがあの中越沖地震からの教訓ではなかったでしょうか。あちこちで地震が発生しています。猛暑・前例のない台風、狂い始めた地球環境を身近に感じるのは私だけでしょうか。備えは万全にしておきましょう。


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