コミュニティだより No.460

2021年2月5日発行

昨年は大勢集まることがダメ、あれもこれもとダメと、四苦八苦の一年でした。
今年は新生活様式を考慮しながら、できることをやっていきたいと考えています。

コロナ禍のため、大勢で集まるイベントや飲食の伴う会合に今規制がかかっています。 そうかといって何もしないでいても何も生まれません。

工夫を重ねながら、感染症対策をとり、できることを実施していきたいと考えています。外の空気がいっぱい吸える、笑顔になれる、そんな楽しいことあったらいいなぁ・・・

何か良いアイデアあったら聞かせて下さい。地域一丸となってみんなでこの難局を乗り越えましょう。 コロナになんて負けちゃいられないですよね。

いつわ・・・発足から20年。継続してさらに居心地よい北鯖石に!

柏崎市では平成8年から上米山地区を皮切りに、市内に順次開設の準備をすすめてきました。当地区でも平成12年8月1日、35名の委員で福祉協議会を立ち上げ、その年の秋に開始したいと、話し合いや研修を重ねました。

そして、ようやく平成12年10月31日(火)、多くの来賓や関係者出席のもと、市内で7番目の開所として立ち上げることになりました。

あれから20年、心をはぐくむ「和」、地域が一つの「輪」なって、明るくキラキラ輝く「環」になれるように、心がけながら運営してきました。立ち上げはコミュニティデイホームで、最初は元気な高齢者が、健康を維持するための場でした。それから要支援者や虚弱の方の集まるところというようなイメージになり、現在は暮らしのサポートセンターと名称が変わり、いつまでも元気でその地域で住み続けられるように・・・という、市の方針に沿って運営されています。

今年は開所から21年目、開催できることの喜びを感じながら、1年間みんなが笑顔になれるよう過ごしていきたいと考えています。特に今年はコロナ禍のため1日開催は実施できませんが、週1回その町内で、お茶のみをしながら半日を過ごしていただくという形式で開催し続けています。

人と関わることで若々しく、健康が保たれるよう工夫を重ねています。町内の顔なじみの方と半日を過ごすことの意義を実感しながら、利用者さんはこの日を楽しみにして利用しています。この事業開始から20年間ずっと利用していただいた方が2名いらっしゃいます。素晴らしいです、日々の努力がなければ達成できないことです。みんなで次の30年を目指して、いい歩みを踏み出しましょう。いつまでも元気で健康に暮らせる地域を目指して!

元朝体操・・・今年も元旦の朝、寒さに負けず元気に体操をしました。

今年の元旦は、年末から降り続いた雪が積もり、寒い朝となりました。
コロナウイルス感染症防止のため、中止となったり規模を縮小したりという会場もありましたが、北鯖石はしっかり感染対策をして、今年もコミセンの体育館で元朝体操を開催しました。

「あけましておめでとうございます」と、挨拶を交わす明るい声があちらこちらから聞こえてきて、体育館の寒さもなんのその。体操前のウオーキングでは、輪に加わる人たちが徐々に増えてきて、「体が温まったら心もポッカポカになったね~。」と会話も弾ませて、幅広い世代の方々が雪道の中、元朝体操に足を運んでくれました。

今年は、コロナウイルスの感染対策や除雪作業もあって、体協さんは難儀だったと思います。おかげで体操をして体を動かし、清々しい気持ちで元旦の朝を迎えることができました。

大寒の日、上藤井妙覚寺で「寒水荒行」が行われ、健康と家内安全を願いました。

1月20日(水)大寒の日、上藤井日蓮宗の「妙覚寺」において、寒水荒行が行われました。1年で最も寒いと言われる大寒の日、檀信徒約20人が見守る中、気合を込めて冷水をかぶり、新型コロナウイルス感染症の1日も早い収束と、健康と家内安全の願いを込めました。

この水行は、野口住職が入寺して以来、毎年おこなっているもので、この日も待ち望んだ檀家や地域住民が、この荒行を手を合わせて見守りました。その後、本堂では法衣に身を包んだ住職ら5人が、参拝者全員の加持祈とうをし、一年の健康と家内安全を祈願しました。

境内には一週間前の雪が1mほどあって寒かったですが、お経声の響きと神聖な祈祷が心の奥まで響き、これで一年健康で過ごせそうと身も心も引き締まりました。

畔屋「よらんかい」で小物入れを作って町内の高齢者に届けました。

畔屋のお茶のみサロン「よらんかい」の皆さんが、この12月と1月に体操のあと手芸講習を実施しました。その作品の成果を町内の高齢者に届けようと、「小物入れ」づくりをしました。この企画はこれで3回目。1回目は「タオルの犬」2回目は「うさぎのトイレットペーパー入れ」今回は「牛乳パックの小物入れ」に挑戦しました。

コロナ禍ですので、お茶もお菓子も食べず、マスクをしながら、悪戦苦闘、冷や汗と笑いが絶えない取り組みになりました。出来上がった小物入れはラッピングされ、23日各家庭へ届けました。

自分たちはいつも楽しい思いをさせてもらっている、この楽しい気持ちを町内の人に届けたいと始まったこの企画も、一人の楽しさがご近所に、そして町内に広がったひと時でした。素晴らしい取り組みに感謝・感謝です。

一昨年の暖冬小雪のお返しかな?・・・・雪もこれくらいで勘弁してほしいですね。

「すごい猛吹雪、その後は毎日少しずつ雪が降り続く毎日・・・」これは28年2月のコミセン便りの一節です。
昔から小正月頃や節分の頃・サンヨの頃と、その時期に寒波が襲ってくると言われています。年初めの雪の降りようは、深々と降り、雪に慣れている私たちでさえ、戸惑いや不安になるような降りでした。7日の強風もすごかったし、また次の日からの雪の降りようも尋常でなかった。長期予報は大雪予報も、ここまでの大雪になるとは・・・ただこの大雪も、雪の消えが早く気温も高いですし、10日間位で積雪がわずかとなりました。

この大雪の中から、あちこちで隣近所の助け合いの「め」が芽吹きました。「おめぇさん大丈夫かね」「ありがとね、隣のもんに世話になって、ありがたいて・・・」「道つけもしてもらって・・・」助け合いで何とかあの大雪をみんなで乗り越えました。やっぱりこんな時は「共助」が大切ですね。

そんなこんなを言っているうちに、暦は2月になりました。あと20日間位我慢すれば、柔らかい日差しの春がきます。先が見えてきました「・・・春遠からじ」ですかね。みんなで助け合いながら春を待ちましょう!