あ と が き
柏崎刈羽の住民の多くは、国内外の諸般の情勢から、市長らのプルサーマル中止への勇気ある決断と国のエネルギー政策の転換を切望しています。東電がMOX燃料データを公開しようとしないことや、国のエネルギー政策への不満、疑問など、国民の原子力への不信感を今や無くすことは出来ません。
私達市民ネットは、発足以来もうすぐ2周年を迎えますが、プルサーマル導入を批判するのみならず、国や東電の説明に耳を傾け、ささやかな運動ながら、市民に支えられ市民と共に歩み続けています。先般は超党派の実現する会で、東海村臨界事故の講演会を開催、その後、柏崎日報への意見広告掲載や、アンケート調査を行いました。多くの市民の、生の声を知り、市民と共に歩もうと、市民ネットは考えております。
今回、市民の皆さんにMOX燃料の疑惑を知っていただこうということで、なるべく分かり易く小冊子を作成しようということになりました。この冊子作成のために、国や東電の説明を分析し、私達自身も資料を求め話し合いをしました。そうすることで、エネルギーの現実と将来像を知り、柏崎の将来を展望した上で、住民と共に考える市民ネットの運動を展開したいと思いっております。柏崎刈羽を日本最初のプルサーマルの実験場にしてはなりません。皆がそれを願っています。
一人でも多くの人々に、プルサーマルの危険性とMOX燃料の疑惑を知っていただき、プルサーマル中止へ追いこむ為のささやかなりとも、この小冊子が一役担えればと念願いたします。
2000.6.15発行 200円