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|1|桐(初代)|1986|5|1986年5月発売。リレーショナルデータベースソフト「桐」が始めて世に登場。|
|2|桐 ver.2|1987|6|日本語入力フロントプロセッサとして「松茸86」を搭載。桐ver.2」にバージョンアップ、その完成度の高さには定評があったが一般のユーザーが利用するには少し難しすぎる嫌いがあるとの評価。|
|3|桐 ver.3|1990|7|パンフレットなどのキャッチフレーズは「グレースが主義です。」であり、「優しさと奥行の深さ」とも書かれていた。日本語入力フロントプロセッサとして「松茸V2」を搭載。画像データ(新松以降に同梱された画像ソフト「鶴」形式)を扱えるようになった。機能限定版が「Oh!PC」(日本ソフトバンク刊行)の付録ディスクとして紹介された。「桐ツアー」という学習プログラムが同梱される。桐の一括処理を使ったものである。ワークシート状の「簡易表作成」機能が追加され、ワークシート状のデータ入力を行った後に、データベースの基本設計や「自動設計」が可能な作りになった。表形式画面とカード形式画面の切替が容易に行えるよう改良された。「あいまい検索」が使えるようになった。自社のワードプロセッサ「松」の差し込み印刷の読み書きが可能になり、新松の文書に差し込んで印刷などが可能になった。メニューが2種類に増えた。既存のファンクションキーによる操作体系に加えて「/」キーでメニューが表示されるようになった。複数のファイルを開いて作業を行えるように改良された。機能が強化された反面、Ver.2に比べると処理速度の低下が目立った。このバージョンからシステムディスクが2枚になる。MSDOSユーティリティプログラムKSH,MDATEなども公開された。|
|4|桐 ver.4|1992|6|パンフレットなどのキャッチフレーズは「グレースハピネス」。日本語入力フロントプロセッサとして「松茸V3」を搭載。カード式画面で、複数レコードを表示できる「マルチレコードフォーム」を搭載した。処理速度をVer.2並に戻すよう、ブラッシュアップした。表の併合・結合といったリレーショナルベータベースの概念に近い機能も追加された。バーコード印刷が可能になった。グラフ作成機能の追加。関連ソフトウェアとして、「マルチメディア桐」も登場した。カノープス社のマルチメディアカードとともに動作する。販売実績については不明だが、Ver.4のパンフレットには案内がある。NetWareに対応した。PC-98ハイレゾモード、FM-R、DOS/V対応版も追って販売した。|
|5|桐 ver.5|1994|1|パンフレットなどのキャッチフレーズは「THE KING OF STORY ストーリー桐」。なお、同年6月に廉価版の「My Class 桐」も発売されている。日本語入力フロントプロセッサとして「松茸V3」を搭載。DOS/V版は、PC-DOS/V、MS-DOS/V双方に対応したモジュールが用意されている。データベースの基本仕様(項目数、レコード長、最大表ファイルサイズ等)を拡張した。ワープロソフト「松」の文書ファイルやLotus 1-2-3のファイルを直接開くことが可能になった。「松」はそのまま印刷が可能で、松がインストールされていれば、チャイルドプロセス上で「松」を実行し編集する、といった作業も可能になった(PC-98,DOS/V版のみ可能)。グラフ作成機能が強化された。|
|6|桐 ver.6|1997|10|Windows 95発売時、雑誌などにWindows版開発中のアナウンスを発表。キャッチフレーズは「おとなの解放区」であった。その前年の1996年秋にはデモCD-ROM「栞」、1997年には「桐ver.6七夕バージョン」「〜お月見バージョン」といった開発途上版を公開していた。日本語入力フロントプロセッサ(IME)として「松茸Ver.4 for Windows」を搭載。管理工学研究所は、発売前から「桐 ver.5」の「一括処理」や「グラフ機能」は搭載されないことを事前に周知しており、その他の機能も一部搭載されていない。搭載されなかった機能のうち一部を実装した「桐7補完計画」を、登録ユーザに提供(1998年3月)した。このバージョンからMicrosoft Windows版となる。|
|7|桐 ver.7/7.1|1997|11| 日本語入力フロントプロセッサ(IME)として「松茸Ver.4 for Windows」を搭載。ver.6で搭載が見送られた「一括処理」の実装が復活する。SPの提供もあった。|
|8|桐 ver.8|1999|6|日本語入力フロントプロセッサ(IME)として「松茸Ver.4.1 SP1 for Windows」を搭載。これまで、ver.6から搭載されていなかった機能のうち「グラフ機能」が復活し、このバージョンをもって、MS-DOS版の「桐 ver.5」にあった機能の実装が完了した。イベントハンドラ機能が追加された。|
|9|桐9|2002|10|日本語入力フロントプロセッサ(IME)として「松茸Ver.4.1 SP1 for Windows」を搭載。マイクロソフトの表計算ソフト「Microsoft Excel」との連携を強化。後に「クロスエクセル」機能となる。ほぼ1年ごとに、最新のWindowsやExcelに対応したマイナーバージョンアップが行われる。最終はExcel 2013に対応した「桐9s」(2013年10月)。有償バージョンアップにより、次期「桐10」を廉価に提供するというアナウンスがあった。|
|10|桐10|2014|10|『桐10』は2014年10月17日(金)より発売。このバージョンから日本語入力システム「松茸」は同梱されていない。内部処理が、JISコードからUnicodeへと修正が行われ、文字がJIS第4水準まで扱えるようになった。データベースのサイズが桐9の64倍(32GB)へと拡張された。レコード数は約4千万から約10億レコードへ、レコード長も2倍(8,000字)に拡張された。Unicode IVS(異体字)に対応した。追記:2015.03.16 「桐10 更新プログラム(桐10 sp1)」を公開。2015.08.03 「桐10 更新プログラム(桐10 sp2)」を公開。2017.03.29 「桐10 更新プログラム SP3」を公開。2017.09.29桐10sを販売する。別売のマニュアルも発売された。フォントリンカーβ版の配布も行われた。|
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