#author("2022-06-09T08:29:47+09:00","","") #author("2022-06-09T17:25:15+09:00","","") [[MIFES/その他編/TIPS質問箱]] *TIPS質問箱 [#de52225e] MIFESの操作の中から、次の3つのご質問にお答えします。 ***Q1:論理行頭や論理行末にジャンプする機能はありますか? [#qd0b8703] ***Q2:箱型貼り付けの、左側を空白で埋めることはできますか? [#z19a2956] ***Q3:カーソル行を選択せずにクリップボードにコピーする機能はありますか? [#lbb3e1fd] Q1:論理行頭や論理行末にジャンプする機能はありますか? 行番号を「論理行番号」で表示している場合には、行番号をクリックすると論理行頭にジャンプできますが、論理行末へジャンプする機能はありません。 また、論理行頭へのジャンプはマウスでしか行えませんので、キー操作で行いたい場合は以下のとおりキーボードマクロに行頭または行末の検索を記録し、ライブラリへ登録、キー操作に割り当てを行ってください。 &color(blue){「論理行頭にジャンプ」}; 【検索・置換・ジャンプ】-【検索】機能で、正規表現で論理行頭「^」を検索する操作を記録し、ライブラリに登録したのち、キー操作に割り当てます。 キーボードマクロには「検索の方向」も記録されますので、目的に合わせて向きも設定してください。 &color(blue){「論理行末にジャンプ」}; 【検索・置換・ジャンプ】-【検索】機能で、正規表現で論理行末「$」を検索する操作を記録し、ライブラリに登録したのち、キー操作に割り当てます。 キーボードマクロには「検索の方向」も記録されますので、目的に合わせて向きも設定してください。 &ref(04_1.gif); ※キーボードマクロの記録方法は、マニュアル、ヘルプまたはTIPSカスタマイズ編#4「キーボードマクロを使おう」、#5「キーボードマクロを使おう2」をご参照ください。 解説:論理行と表示行 改行から改行までの行を「論理行」、画面で表示している1行ずつを「表示行」と呼びます。 ファイル全体の表示行は折り返し桁によって行数が増えたり減ったりしますが、論理行は常に一定です。 編集域の左側に表示されている行番号は論理行と表示行を切り替えることができます。 【設定】-【環境設定】-【表示】タブの「行ゲージ」の設定で切り替えることができます。 &ref(04_2.gif); Q2:箱型貼り付けの、左側を空白で埋めることはできますか? [EOF]より下には挿入できませんが、任意の位置に箱型貼り付けして、改行文字から挿入位置までを半角スペースで埋めることができます。 まず、【設定】-【環境設定】-【動作】タブで「フリーカーソルモード」にチェックをつけておきます。これは改行文字よりも右側にカーソルが移動できる設定です。(参照:TIPS その他編 #2「改行文字の向こうへ」) その後で、【箱型選択】→【切り取り】し、目的の位置へカーソルを移動して、【箱型に挿入】を実行してください。 &ref(解説図.png); 関連機能:カーソル動作の設定について フリーカーソルモードも含め、カーソルの移動に関しては【設定】-【環境設定】-【動作】タブで以下のような設定を変更できます。 オートインデント動作 行端でのカーソル停止 [Ctrl]+[↑][↓]キーで範囲選択 [Ctrl]+[←][→]キーで範囲選択 マウスによるカーソル移動 [↑][↓][←][→]キーのリピート時の動作 [↑][↓]方向範囲選択においてカーソル位置も範囲に含める Q3:カーソル行を選択せずにクリップボードにコピーする機能はありますか? 標準の機能にはこの機能はありませんが、キーボードマクロに操作を記録すると実現できます。キーボードマクロに次の手順で操作を記録してください。 (1)行(表示行)の左端へカーソル移動する(デフォルトでは[Ctrl]+[←]) (2)1行選択する(デフォルトでは[Shift]+[↓]) (3)【コピー】する &ref(解説図2.png); ※キーボードマクロの操作方法について、詳しくはマニュアル、ヘルプでご確認ください。 また、TIPSカスタマイズ編#4キーボードマクロを使おう、#5キーボードマクロを使おう2も合わせてご参照ください。 動作を確認したら、【ライブラリへ登録】し、実行しやすいようにキー操作やメニューに登録しておくと便利です。テキスト上で右クリックしたときに表示される右クリックメニューにも登録できます。 &ref(04_5.gif); // ここまで //