&size(24){インプット メソッド エディタ「松茸」};
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「松」のかな漢字変換機能を独立させた日本語入力フロントプロセッサが「松茸」である。独立のきっかけは、管理工学研究所がLotus 1-2-3の日本語化を請け負う際、「松」のかな漢字変換をMS-DOSのデバイスドライバ化したため。デバイスドライバ化作業自体は1週間程度で完了したという。
「松茸」は他の日本語入力システムと大きく違う点として文法解析などを最低限にし、構文解析の高度化よりも人的な判断に任せる方針で文法解析を一切せず名詞だけで変換する「複合語変換」を採用した(ただし、ビジネスで頻繁に使われる言葉を例外的に変換するようにした)。
複雑な文法解析を止めた理由として、「文章はクセが出るので、よく使う単語は決まってくる。名詞だけの羅列として変換する方が、複雑な解析で変な文章に変換されてしまうよりは速く入力できる」ことから。この意図を理解したユーザの一部は、「辞書を鍛える」「辞書を調教する」ことがあった。なお競合他社のジャストシステムの「ATOK」などでは「スペースバー」は「変換」に割り当てられ、これが一般的になったが、「松茸」は「文節を切る」意図を示す「空白」が割り当てられており「XFER(変換)」キーで変換する(松茸V2のEMS対応バージョン以降はスペースバーで変換することも可能になっている)。
開発元の管理工学研究所非公認ではあったがユーザで文法書ファイル等を改造し日経MIXなどで公開されることがあった。
また、メガソフトのエディタ「MIFES」に「松茸」のサブセットがバンドルされている時期があった。
「松茸」は「松」のみならず同社の「桐」にも付属したため「松」の開発終了後も使用され、Windows対応版も開発、Windows 98/NT4.0まで対応した版が出された。このバージョンは、2013年発売の「桐9s 2014」までバンドルされていたが、2014年発売の「桐10」からは削除されている。

**まとめて松茸の歴史を概観します。 [#i34ab224]

*登録フォームのサンプル [#zcc79660]
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* リストと検索フォームのサンプル [#y230b541]
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***IME [#d33bb2d6]
元々は、IMEはOS/2とMicrosoft Windowsで使用されていたプラットフォーム固有の用語であり[2]、他のプラットフォームでは同種のソフトウェア(Mac OSにおける「ことえり」など)を単にインプットメソッド (IM) と呼んでいることが多い。ただし、厳密にはIMEはインプットメソッド全体を指すものではなく、それを構成しているモジュールのうちの一つである。
近年ではWindows以外のプラットフォームでもIMEという語が使用されることが多くなりつつある。特にAndroidやGoogle Chrome OSでは公式にIMEという語が使用されている。その一方で、IMEを「インプット メソッド エディタ」ではなく「インプット メソッド エンジン」 [5]の略称とする定義も存在する。前述のAndroidの場合は、APIリファレンス文書において「input method editorインプット・メソッド・エディター」「input method engineインプット・メソッド・エンジン」「input methodインプット・メソッド」と記述が混在している。
Windowsに標準で組み込まれているマイクロソフト製のIMEは、「Microsoft IME」である。
中国語対応版ではピン音に対応するアルファベットの列を漢字に変換する。
日本語対応版では主としてユーザのキー入力を基にローマ字かな変換やかな漢字変換といった処理を行い、英数字や記号なども含みうる仮名漢字交じり文(あるいはその断片)の文字列に変換、アプリケーションソフトウェアに渡す(確定する)役割を担う。

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