#author("2023-02-07T08:20:21+09:00","default:kanou","kanou") #author("2023-02-07T10:32:07+09:00","","") &size(24){Windows10でTempファイルを削除する方法}; ----- パソコンを使用していると「.tmp」拡張子が付いたファイルに気づくことはありませんか? このページではWindows10でのTempファイルとは何か説明すると同時に、その削除方法を紹介します。 ----- Windows10を利用するうえであまり意識することがないTempファイル。 Tempファイルはインターネット上でダウンロードしたデータが一時保存される「Tempフォルダ」にあるデータです。 意識しないとTempファイルの量は膨大になり、パソコンに負荷をかける要因になります。 そのため、定期的にTempファイルを削除しておきましょう。 このページではWindows10でのTempファイルの削除方法を紹介します。 [#nf178924] 目次 // Part1.Tempファイルとは // Part2.Windows10でTempファイルを削除する方法 // Part3.Windows10で削除されたTempファイルを復元する方法 #contents(); **1.Tempファイルとは [#t08875ea] Tempファイルとは「Tempフォルダ」と呼ばれる一時フォルダに保存されるデータです。Tempフォルダにはインターネット上からダウンロードした一時ファイルが保存されます。 例えばインターネット上でソフトウェアのインストーラーをダウンロードする場合、インストーラーはTempフォルダに保存されます。 Tempフォルダは意識しない限り開くことはないので、知らない間に保存データが膨大になりハードドライブを圧迫しかねません。 なお、Windows10では「ダウンロードフォルダ」となっているので注意してください。 **2.Windows10でTempファイルを削除する方法 [#u2854c35] Windows10でTempファイルを削除する方法は、手動と自動の2種類があります。 ***手動でTempファイルを削除する手順 [#d418c838] 手動では以下の手順でTempファイルを削除できます。 +Windowsキーと「R」キーを同時に押す。 +表示される「ファイル名を指定して実行」の画面で「名前」に「%temp%」と入力 「OK」を左クリック +表示されるTempフォルダのウィンドウで必要のないファイルを削除 +以下の手順でTempフォルダを開くこともできます。 ***エクスプローラーを起動 [#n128d4e5] +表示されるウィンドウ左側で「ダウンロード」を左クリック +表示されるTempフォルダのウィンドウで必要のないファイルを削除 ***自動でTempファイルを削除する手順 [#hcadf086] Windows10ではディスククリーンアップ機能を使ってTempファイルを削除することもできます。 ディスククリーンアップ機能では使用していない不要なファイルをすべて削除してくれるので、 Tempフォルダ以外に保存している不要なデータも一緒に削除でき便利です。 使い方は簡単で、以下の4ステップで不要ファイルを削除できます。 +タスクバーの検索ボックスに「ディスククリーンアップ」と入力 +検索結果の一覧で「ディスククリーンアップ」を左クリック +「削除するファイル」の画面で削除したいファイルの種類を選択 +「OK」を左クリック ただし、この方法ではTempフォルダ以外に保存しているデータも削除される恐れがあります。 必要だけどしばらく開いていないデータがある場合、ディスククリーンアップをする前にそのデータが削除されてしまわないか確認しておきましょう。 ***定期的にTempファイルを削除する方法もある [#v2e863ac] Windows10では定期的にTempフォルダに保存されているファイルを削除することも可能です。以下の手順で設定を行えば、自分の好きな周期でTempフォルダの保存データが削除されます。 +スタートボタンを左クリック +設定ボタンを左クリック +表示される設定画面で「システム」を左クリック +「ストレージ」を左クリック +「空き容量を自動的に増やす方法を変更する」を左クリック +表示される画面で「ストレージセンサー」をオフにする +「一時ファイル」の項目にある「アプリで使用されていない一時ファイルを削除します」にチェックを入れる +「[ダウンロード]フォルダーに保存してから次の期間が過ぎたファイルを削除する」を任意の期間へ設定 いつもTempフォルダに保存されるデータがすぐ不要になるのであれば、この方法を活用するといいでしょう。 //**