この温泉は、温泉のホームページをはじめようと思ったときから、「ここだけははずせない」と考えていた施設です。
言い伝えによると、南北朝のころ、鷹が傷を癒していたところから発見されたという、大変伝統あるお湯です。

ここのお湯は薬功も高く、僕も疲れがた溜まったときには、ここによく来る。ほんとに体の芯から疲れが出る様な気がします。

この施設が出来る以前は、ちいさくて、ずいぶん古い外湯がありました。
そこも、なかなか風情があり、捨てた感じじゃなかったのですが、いかんせん時代の波には逆らえず、いまはここに代替わりしたようです。

温泉街の中の公営の施設ですので、旅館に気を使ったのか、休憩室なんかはありません。
小さなロビーがあるだけで、あとは浴室のみという、シンプルな造りです。

そこがまた、ひたすらお湯を楽しみ体を癒すという、湯治のストロングスタイルの雰囲気を醸し出しています。
お湯は熱めですが、一度浸かってしまえばさほど苦にならない程度の温度です。ちなみに、ここの浴槽に注ぎ込んでいる源泉の温度は、８５度と書いてありました。

このお湯は飲用することも出来ます。その効能は下の効能の欄に書いておきます。

温泉街の外れに、源泉の湧いているところをみつけました。
ここで鷹が湯治をしたのかなぁ。へたをすると煮鳥になるなぁ。完治したのかなぁ。どうも気になるなぁ。

• 慢性間接リュウマチ、殊に腰痛、神経痛、殊に座骨神経痛、神経炎、創傷、痛風、尿酸素質、慢性皮膚病

• 飲用、慢性胃カタル、殊に胃酸減少性胃腸アトニー、弛緩性便秘、

• 冷却飲用、貧血症、せん病質

• ３００円 、
• 乳児無料

休館日、１月より４月、毎週水曜日
５月より１２月、第二、四木曜日。休館日が祝祭日の場合は次の日

営業時間、午前１０時より午後１０時

松之山町大字湯本